本日、NVIDIAが国内向けのプレスリリースを発行し、生成AIを活用しビデオゲームのNPCに知性を与える新サービス「NVIDIA ACE for Games」をアナウンス。UE5のMetaHumanで作成されたNPCがプレイヤーの音声に応答し、自動音声や動的なフェイシャルアニメーションによってプレイヤーにクエスト絡みの情報を提供する驚きのデモ映像が登場しています。
ラーメン屋の店主が生成AIによってゲームのバックストーリーに応じた情報を織り交ぜながらプレイヤーと会話する様子が確認できるデモ映像と、このNPCを実現する技術的な概要をまとめた最新のリリース情報は以下からご確認ください。
先日、パストレーシングの素晴らしいビジュアルが確認できる4Kトレーラーをご紹介したPC版「サイバーパンク2077」の“Ray Tracing: Overdrive Mode”ですが、本モードの技術プレビューを含む4月11日のパッチ1.62配信が迫るなか、新たにCD PROJEKT REDがDLSS 3とリアルタイムパストレーシングの技術的な詳細に焦点を当てる字幕入りの解説映像を公開しました。
今回の映像にはDLSSとパストレーシングの基本的な概要から、この技術がもたらす高品質なビジュアル、パフォーマンスへの影響が非常に分かりやすくまとめられていますので、気になる方は来るパッチの配信に向けて解説をチェックしておいてはいかがでしょうか。
先日、リアルタイムパストレーシングを導入する“Ray Tracing: Overdrive Mode”の配信が4月11日に決定したPC版「サイバーパンク2077」ですが、新たにNVIDIAが来る“Ray Tracing: Overdrive Mode”の技術プレビュー配信に向けて、従来のレイトレーシング以上に正確な光線のシミュレートを可能にするパストレーシングとDLSS 3のパフォーマンスを紹介する4k品質のトレーラーを公開しました。
少ない光源を元に影と反射、グローバルイルミネーションを個別に描画していた従来のレイトレーシングとは異なり、ネオンサインや街頭、ビルボード、ヘッドライトといった全ての光源をモデル化し物理的に正確かつ単一のアルゴリズムに統一された影と反射、(太陽や月の間接照明を含む)グローバルイルミネーションを提供するパストレーシングの高品質なビジュアルに加え、DLSS 3の高いパフォーマンスが確認できる最新映像は以下からご確認ください。
ここ数日でAzure利用に関するMicrosoftとの提携やアメリカ政府に軍事情報を提供している民間企業CACI Internationalとの提携が報じられている「Unity」が、新たに海外公式Blogを更新し、Unityの多彩なツールを活用して驚くほどリアルなライオンの親子を描く最新のリアルタイム3D技術デモ映像「Lion」を公開し話題となっています。
これは、Wētā DigitalやSpeedTree、Ziva、SyncSketchの技術とUnityエディタのアーティストツールを統合するリアルタイムパイプラインのデモとして制作されたもので、PS5上で4K/30fps動作を実現しているとのこと。
Zivaによる動的なソフトボディシミュレーションや機械学習を用いたZivaのリアルなスキンデフォメーション、SpeedTreeの植生、Wigを利用したライオンのフォトリアルな毛の描画など、まるで生きているかのようなライオンの愛らしい動きが確認できる驚きの映像は以下からご確認ください。
先日、ゲームプレイ映像から判明した多数のディテールとTodd Howard氏のインタビュー情報をご紹介したBethesda Game Studiosの期待作「Starfield」ですが、新たにDigital Foundryがお披露目映像の技術面に焦点を当てる解析映像を公開。幾つかのディテールが話題となっています。
先日、ローカルハードウェアの限界を超える規模の表現を実現するクラウドコンピューティング技術としてアナウンスされた「Ubisoft Scalar」ですが、本日Ubisoftがプレスリリースを発行し、“Ubisoft Scalar”の概要を国内向けにアナウンスしました。
Battlefieldシリーズの黄金期を支えたベテランPatrick Bach氏が設立したUbisoft Stockholmが中心となって開発を率いる“Ubisoft Scalar”のディテールや、Scalarを用いた新IPの登場を予告する最新のリリース情報は以下からご確認ください。
本日、Ubisoftが公式サイトを更新し、ローカルハードウェアの限界を超える規模の表現を実現するクラウドコンピューティング技術「Ubisoft Scalar」をアナウンス。かつてBattlefieldシリーズの黄金期を支えたPatrick Bach氏の新スタジオUbisoft Stockholmがこの技術を利用した新IPの開発を進めていることが明らかになりました。
“Ubisoft Scalar”は、アニメーションやサウンド、レンダリング、物理演算といった要素をクラウドの分散コンピューティングによって処理する技術で、コンセプトを紹介するトレーラーに加え、幾つかの興味深いディテールが報じられています。
本日、ArmaシリーズやDayZで知られるお馴染みBohemia Interactiveがスタジオの新たな10年を担う最新の内製エンジン「Enfusion」を正式に発表し、コミュニティ向けのMODツールとしても利用できるエンジンのディテールを公開。さらに、新機能のハイライトを紹介するトレーラーをお披露目しました。
先日、Nvidiaの新たなアンチエイリアス技術“DLAA”(Deep Learning Anti-Aliasing)の採用が報じられたPC版「The Elder Scrolls Online」ですが、新たに本作のPTSビルドにDLSSとDLAAが実装され、Nvidiaの最新ドライバがDLAAに対応したことから、従来のTAAとDLSS、DLAAの挙動を並べて比較した興味深い検証映像が登場し話題となっています。
MxBenchmarkPCが公開した今回の映像は、i7 10700FとRTX 3080で動作させた最高設定の“The Elder Scrolls Online”を3種の解像度(1080p/1440p/4k)別にAA技術の品質を比較したもので、検証用にモーションブラーと被写界深度を無効化しています。
率直に言って、拡大時のイメージを凝視すれば僅かに違いが分かるか分からないかというレベルですが、低解像度時の影に顕著なTAAのちらつきやゴースト、DLSS特有の僅かな乱れに対し、確かにアドバンテージがあるように見える(ただしパフォーマンスはTAAから8%程度減)興味深い比較映像は以下からご確認ください。
昨晩、技術的なグラフィックス検証の数々でお馴染みDigital Foundryが2020年のベストゲームグラフィックス作品を発表する特集映像を公開し、見事PC版「サイバーパンク2077」が今年の首位を獲得したことが明らかになりました。
今年は、「Minecraft RTX」や「The Last of Us Part II」、「Half Life Alyx」、「Microsoft Flight Simulator」など、様々な技術的革新をもたらした9本のタイトルが選出されており、PC版“サイバーパンク2077”はコンソール版の問題を踏まえた上で、詳細なディテールや高品質なリアルタイムレイトレーシング、圧倒的な都市の作り込み、芸術性の高さなど、ビジュアルの総合的な完成度が首位を獲得した要因となっています。
“Minecraft RTX”の高品質なパストレースをはじめ、2Dレイヤーと3Dオブジェクトを併用し高品質/高フレームレートを実現した“Ori and the Will of the Wisps”、メガテクスチャから脱却し鋼のように堅牢なパフォーマンスを手にした“DOOM Eternal”、“The Last of Us Part II”の革新的なキャラクターアニメーションシステム、インタラクションを次のレベルに引き上げた“Half Life Alyx”、地球全体を高度に再現するゲーマーの夢を現実のものとした“Microsoft Flight Simulator”といった選出作品に加え、“Dreams”や“Ghost of Tsushima”、“Call of Duty: Black Ops Cold War”といった選外佳作の紹介を含む興味深い映像は以下からご確認ください。
先日、イギリスを対象とする第3弾ワールドアップデートの話題をご紹介した人気シリーズ最新作「Microsoft Flight Simulator」ですが、新たにビデオゲームのドキュメンタリーを専門に手掛けるNoclipが本作の開発に焦点を当てる本格的な長編ドキュメンタリー「How Microsoft Flight Simulator Recreated Our Entire Planet」を公開。本作の革新的な技術とアプローチに焦点を当てる必見の映像となっています。
Windowsよりも古い歴史を持つMicrosoft最古のゲームIPの1つであるシリーズの出自をはじめ、優れた技術力を持つ仏Asoboの歴史、DVD170万枚分に相当する2.5ペタバイトもの航空/衛星写真データの低遅延ストリーミング、雲の検出/除去や色の切れ目に対応する画像・色調補正、フォトグラメトリーを用いない機械学習による樹木の再現、Blacksharkの協力を得て実現した“屋根”の写真だけで建築物を3D化するアルゴリズム、手作りで再現した空港や世界の名所、想像を絶する規模のQAテストを実現するための統計学的な手法、気象データの動的な統合、空気の密度や湿度、大気汚染まで考慮した非常に複雑な大気シミュレーションとフォトリアルなライティングの実現など、驚くようなアプローチと機械学習の徹底的な活用によって誕生した“Microsoft Flight Simulator”の技術的な背景が確認できる最新映像配下からご確認ください。
Naughty DogのリードプログラマJason Gregory氏がビデオゲームエンジンやソフトウェアエンジニアリングについて解説する専門書として、2010年に初版が発売された名著“Game Engine Architecture”ですが、本日ボーンデジタルが国内向けに本書の改訂版「ゲームエンジンアーキテクチャ 第3版」を正式にアナウンスし、2020年12月中旬の発売を予定していることが明らかになりました。(※ 国内Amazonの予約受付も開始)
“ゲームエンジンアーキテクチャ 第3版”は、2018年8月に海外で発売された“Game Engine Architecture Third Edition”を国内向けに翻訳したもので、新たに“The Last of Us Remastered”や“Uncharted 4: A Thief’s End”、“Uncharted: The Lost Legacy”の開発に関する洞察に加え、メモリキャッシュやコンパイラの最適化、C++言語標準化、ハードウェアの並列および並行プログラミング等に関する新たな章が追加されているとのこと。
目次や商品情報を含む最新のリリース情報は以下からご確認ください。
先日ご紹介した“BAFTA Games Awards 2020”のノミネーションにて、GOTYを含む最多11部門ノミネートを果たしたRemedy Entertainmentの新たな傑作「Control」ですが、昨年末のExpeditionsに続く“The Foundation”DLCの続報が待たれるなか、RemedyのコミュニケーションディレクターThomas Puha氏がDLCとアップデートの配信時期を報告し、3月中に次期アップデートと“The Foundation”のリリースを予定していることが明らかになりました。
また、反応型の環境構築と動的な破壊表現を軸とする本作とNorthlightエンジンの素晴らしいリアルタイムビジュアルエフェクトに焦点を当てる開発映像も登場。Houdiniを利用した予め解体済みの破壊用アセットやPhysxを利用したマテリアルの物理的に正確な各種要素生成、ヒスに顕著な2.5Dエフェクトとリアルタイムの流体シミュレーション、多重露光スタイルで実写映像素材を重ねるリアルタイムエフェクト、ブルータリズム様式のオールデスト・ハウスが再帰的なデザインで変形するシステム、高品質なポスプロエフェクト、事前演算と動的プロップを併用する壮大な演出など、Remedyの優れた技術とアプローチが確認できるファン必見の映像となっています。
ドラマの公開と成功に伴い、ビデオゲームや原作小説まで世界的な盛り上がりを見せているお馴染み“ウィッチャー”シリーズですが、新たにDigital Foundryが2011年5月に発売されたCD PROJEKT REDの傑作「The Witcher 2: Assassins of Kings」に焦点を当て、当時最先端だった技術を振り返る非常に興味深い解説映像を公開しました。
2011年当時、PCをリードプラットフォームとする非常にリスクの高いリッチな作り込みをはじめ、PS3/Xbox 360世代の限界を超えたジオメトリとテクスチャによる高品質なアセットの数々、ディファードレンダリングをフルに活用した美しいリアルタイムライティング、屋内環境に手動でポイントライトを設置しグローバルイルミネーションの反射を擬似的に再現するテクニック、高品質なSSAOの採用、屋外環境における動的な時間経過と天候の変化、そして大変なパフォーマンスが必要となるUbersampling(内部で2×2解像度でレンダリングするスーパーサンプリング)や驚くほど高品質で高コストなシネマティックDoFなど、DX9時代の限界を超えて新しい世代のビジュアルを提示した“The Witcher 2: Assassins of Kings”の技術的なハイライトは以下からご確認ください。
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