本日、Ubisoftが公式サイトを更新し、ローカルハードウェアの限界を超える規模の表現を実現するクラウドコンピューティング技術「Ubisoft Scalar」をアナウンス。かつてBattlefieldシリーズの黄金期を支えたPatrick Bach氏の新スタジオUbisoft Stockholmがこの技術を利用した新IPの開発を進めていることが明らかになりました。
“Ubisoft Scalar”は、アニメーションやサウンド、レンダリング、物理演算といった要素をクラウドの分散コンピューティングによって処理する技術で、コンセプトを紹介するトレーラーに加え、幾つかの興味深いディテールが報じられています。
■ Ubisoftが公開したインタビューの主なディテール
- Ubisoft Scalarは、Ubisoft Stockholmが中心となって開発を担当。さらにUbisoft MassiveとUbisoft Redlynx、Ubisoft Bucharest、Ubisoft Kyivが開発に参加している。計画は現在のビデオゲーム開発における技術的な制約を取り払うための技術として始動し、ビデオゲームクリエイターや開発者の要望を多く取り入れている。
- Ubisoft Scalarは、クラウド上でゲームが稼働させたまま、部分的なアップデートを適用することが可能で、プレイヤーがゲームをプレイしている間に、ゲームが発展し、進化し、変化するような世界の構築が可能となる。
- Ubisoft Scalarは、いわゆるゲームエンジンではなく、既存のAnvilやSnowdropと連携し、個別の機能を独自のマイクロサービスに置き換えることで、ゲームプレイの可能性を広げるだけでなく、開発の繰り返しやテスト、導入スピードを大幅に向上させることができる。
- 現在、Ubisoft StockholmがこのScalarの能力を存分に活用する新IPを開発中。今のところ、この新IPに関する具体的なディテールは提示されていない。
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