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今年3月19日にチェアマンLarry Probst氏が公式BlogでJohn Riccitiello氏の辞任を発表し、後任の選定を内外で進めると報告していたEAですが、本日公式Blogが更新され、FIFAフランチャイズやEA SportsのVPとしてレーベルの成長を率いたAndrew Wilson氏がEAの新CEOに就任したことが明らかになりました。

オーストラリア出身のAndrew Wilson氏は現在39歳と非常に若く、2000年のEA入り以降アジアやヨーロッパの部門で頭角を現し、2011年8月にはEA SportsのVPに就任。FIFAフランチャイズの制作総指揮まで務め、昨年はFast Companyが選ぶビジネス界における最もクリエイティブな100人の1人に選出されるなど、内外でその業績が評価される人物として知られていました。

発表に併せてLarry Probst氏とAndrew Wilson氏が共に喜びのコメントを発表しているほか、Wilson氏はEAのビジネスにおける主要なフォーカスとして、デジタルの将来に向けた変革の継続と、プラットフォームを超える驚くべきゲームとサービスの提供、EAの有益な成長を促進させる“実行する文化”の浸透の3つを挙げており、若い新CEOの就任が巨人の歩みにどういった影響をもたらすか、今後の動向に改めて注目が集まるところです。