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先ほど、パッチ2.0.1の導入を経てAmericasサーバが稼働を開始した「Diablo III」ですが、新たに公式サイトにて公開されていたパッチノートが大幅に更新され、各キャラクタークラスに適用された膨大なバランス調整を含む気が遠くなるような変更点の詳細が追記されました。

という事で、詳細を全てご紹介するのが困難なことから、今回はパッチ2.0.1の主要な変更点の1つであるスマートドロップを含む“Loot 2.0”システムに関する情報をまとめてご紹介します。

Lootの変更にはドロップの質やアカウントバインド、トレード、ポーションの仕様に関する抜本的な調整が幾つか含まれていますので、プレイ予定の方は一度チェックしておいてはいかがでしょうか。

■ Itemization（Loot 2.0）の変更点概要

• Loot 2.0では、レジェンダリとセット品アイテムが全てアカウントにバインドされる。
• マルチプレイヤーゲーム中のプレイヤーは、レジェンダリとセット品の取得から2時間以内であれば他のプレイヤーとアイテムのトレードが可能。
• スマートドロップシステムが実装された。これによりドロップしたアイテムは全てスマートルートに則ったプロパティのロールが行われる。（例：WizardはBarbarianよりもIntボーナスを持つアイテムを手に入れる確率が増している）
• さらに、クラス専用アイテムは該当クラスに必要ないStatsをロールしないよう変更された。（例：今後はMighty武器やベルトにIntが付与されない）
• アイテムにSplash DamageやCooldown Reduction（クールダウン短縮）、Resource Cost Reduction（リソースコストの減少）、+% damage to Physical damage skills、特定クラスのスキルボーナスなど、多くの新Affixが追加された。
• アイテムのプロパティは新たにプライマリとセカンダリに分類された。
• プライマリStatsには以下のAffixが含まれる。
  • Strength
  • Dexterity
  • Intelligence
  • Vitality
  • Critical Hit Damage
  • Critical Hit Chance
  • Attack Speed
  • Life per Second
  • Armor
  • +% Life
  • Bonus Damage to Elites
  • Bleed Damage
  • All Resistance
  • ソケット
  • 前述した全ての新Affix
• セカンダリStatsには以下のAffixが含まれる。
  • Gold Find
  • Thorns
  • Bonus Experience per Monster Kill
  • Chance for (FearとStun、Blind、Freeze、Chill、Slow、Immobilize、Knockback)
  • Ignore Durability Loss
  • Bonus Healing to Health Globes and Potions
  • Bonus Pickup Radius
  • Single Resist
  • Life After Kill
  • Level Requirement Reduction
• Statsの範囲は大きく狭められた。例：これまで1～200Strのロール範囲を持っていたアイテムが、Loot 2.0では新たにロール範囲が140～200に変更されている。/li>
• レジェンダリ品のスタティックなプロパティの値が新たにロールされるよう変更された。例：レジェンダリのSpirit Stone“The Laws of Seph”のAffixには“Using Blinding Flash restores [75-100] spirit”（Blinding Flash使用時に[75-100]のSpiritを回復する）といった可変するプロパティが用意されている。
• アイテムのツールチップを表示中にCTRLキーを押すことで、Statsのロール範囲が確認可能となった。
• 全てのレジェンダリアイテムに1箇所、もしくは全箇所に及ぶ再加工が施された。
• これらの変更はパッチ適用後にドロップするアイテムに影響し、既存のアイテムには影響を与えない。
• ポーションは単一タイプに変更され、消費時にヘルス最大値の60％を回復する。既存キャラクターのインベントリと倉庫のポーションは全て新しいタイプのポーションに変換される。