先日、国内向けのPS4版リマスターもローンチを果たしたNaughty Dogの傑作「The Last of Us」ですが、新たに本作の戦闘において印象的なブルータルなフィニッシュムーブの演出と、現実的な流血表現を実現した手法にスポットを当てたパネル映像が登場し注目を集めています。
今回ご紹介する映像は、8月末にPAX Prime会場で行われたNaughty Dogのパネルディスカッションの解説と上映された映像を収録したもので、Naughty DogのデザイナーAnthony Newman氏とDoug Holder氏が貴重な開発アセットのフッテージを交えつつ、通常では気づかないような非現実的な動きにより実現した迫力ある演出や、最も優れた方法でシーンを見せるためにカメラを個別に7種(メイン1台とサポート6台)も用意した複雑なカメラシステムなど、躍動感に満ちた戦闘を支えた技術の一部が確認できます。
また、もう1本の映像には、キャラクターのUVテクスチャ領域に出血する部位毎の流血をパーティクルで描画(※ アニメーション)し、その後前身血だるまのモデルをマスクする手法で再現したリアルな流血表現が収録されています。余談ながら、この流血アニメーションも単に液体が流れているだけではなく、Naughty Dogが自ら血液の流れと特有の動きを研究し、血液特有の形状を維持しようとする性質や流血時の分離/クラスタ化する構造をシミュレーションと手書き表現を組み合わせて作成したもので、流血する血液量に応じて一定の値を超えた場合に血飛沫が舞う要素まで統合したリアルな流血表現専用のシステムを組み上げたことが報じられていました。
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