「Far Cry 4」は単なる“Far Cry 3.5”ではない、Ubisoftが最新作の多彩な新要素を紹介+ドキュメンタリーを含む多数の映像も

2014年10月16日 13:32 by katakori
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「Far Cry 4」

素晴らしい新トレーラーが立て続けに公開され、11月18日の海外版ローンチがいよいよ目前に迫る状況となっている人気シリーズ最新作「Far Cry 4」ですが、新たにUbiblogが更新され、前作“Far Cry 3”の要素を色濃く受け継ぐ本作が単なる“Far Cry 3.5”的な拡張タイトルではない理由について、製作総指揮を務めるDan Hay氏が様々な取り組みを改めて紹介。実際に3.5に相当する作品の計画が存在した経緯など、興味深い新情報が明らかになりました。

今回はDan Hay氏が明らかにした新情報に加え、主人公“Ajay Ghale”の発音1つに深いこだわりが垣間見られる検証映像や“Far Cry 3”では体験出来なかった新作ならではの新要素をまとめたプレビュー、さらに“Quest For Everest”企画の勝者として実際にエベレストを訪れたWill Cruzさんの旅路と美しい現地の文化や風景を紹介するドキュメンタリー映像をまとめてご紹介します。

  • Dan Hay氏によると、本作が誕生する以前に同じキャラクターとロケーションを利用した“Far Cry 3.5”のアイデアが存在し、Vaasを何らかの方法で復活させ、Jasonの物語を描くことを想定していたことを明らかにしている。しかし、4日間ほど議論を行った上で、これが本来開発チームが取り組みたかったことではないとの結論に達し、早々に新作のアイデアに議論を進めたとのこと。
  • “Far Cry 4”がナンバリングの最新作たりうる進化について言及した氏は、極めてシンプルに“望むことを全て取り入れる”アプローチを取ったと説明。その最たる要素が騎乗可能な“ゾウ”であり、マップの著しい高低差、飛行能力、全てをプレイ可能なCo-opモード、野生動物を使役するような全く新しい敵AIといった要素を導入したと挙げている。
  • さらに、代表的な新要素としてシャングリラ領域の導入を挙げたDan Hay氏は、前作のような部分的なマッシュルームミッションではなく、完全なゲーム内ゲームを構築したかったと説明。この開発をトロントスタジオが独立して担当し、十分にインタラクティブな霊的体験を構築したと強調している。
  • さらに、このアプローチはゲームのストーリーにも影響を与えており、リニアだった前作のストーリーに比べて、“Far Cry 4”の物語はプレイヤーの選択によって大きく分岐し、自由なオープンワールド世界とプレイヤー毎にストーリーが異なるユニークなナラティブ経験の両方を提示するとのこと。
  • Dan Hay氏は、“Far Cry 3”を愛したプレイヤーが“Far Cry 4”をプレイした場合、自然にプレイを始めることができる上、開始5分で何かが違うことに気付き、前作と非常に似た、しかし全く異なる何かだという印象を得るだろうとアピールしている。
主人公“Ajay Ghale”の発音が、アメリカンアクセントな主人公本人と香港出身のPagan Min
さらに地元住民の訛りでそれぞれに大きく異なる点に着目したプレビュー、Ubisoftの強いこだわりが感じられる
アリーナやCo-op、騎乗戦闘、新武器やビークルなど、新作固有の新要素を紹介するプレビュー
“Quest For Everest”企画の映像第1弾、エキゾチックな現地の文化を紹介している
さらに高所へと進む“Quest For Everest”企画の第2弾エピソード
「Far Cry 4」
Ubisoft Torontoが開発を担当したシャングリラ世界のアートワーク
情報元及びイメージ:UbiBlog

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