かつて“Lords of the Fallen”の開発を手掛けたドイツのDeck13が新たにFocus Home Interactiveと手を組み開発を進めている新作Sci-FiアクションRPG「The Surge」ですが、先ほどPlayStation.BlogとIGNが本作のプレビューを公開し、これまで僅かな情報しか報じられていなかった本作のコンセプトやテーマ、ゲームシステム、プロット等に関する幾つかの興味深いディテールが明らかになりました。
また、新情報の解禁に併せて未見のコンセプトアートが数枚登場しています。
- “The Surge”は、現在から60から70年後の近未来を舞台とするハードコアなSci-FiアクションRPG作品で、“Lords of the Fallen”を生んだドイツのDeck13が開発を進めている。対応プラットフォームはPS4とXbox One、PCで、Focus Home Interactiveがパブリッシャーを担当。Lords of the Fallenに続いてDeck13の内製エンジンを採用している。
- Deck13が開発を手掛けた“Lords of the Fallen”に続いて、“The Surge”もDark Soulsの強い影響下にある作品で、BioShockにインスパイアされたストーリーテリングとRPGの融合を特色とする。
- Deck13のCEOで本作のクリエイティブディレクターを務めるJan Klose氏によると、タイトルにある“The Surge”はゲームのストーリー上で描かれる劇的な事件を示す名で、作品世界はあらゆるシステムの崩壊、技術的なシステムや経済、社会そのものの崩壊をテーマとしており、大きな変動が白日の下に晒されるその瞬間まで、自身の死に気付かず、長きに渡って何も危険は無いかのように運用を続けるシステムにまつわる物語を描いている。
- Jan Klose氏は、近未来の世界を描く“The Surge”が現代的な政治/社会的問題、気象の変動やバイオエレクトロニクス、オーグメンテーション、不穏な成長を遂げる巨大企業、AIの進化といったトピックを扱うと語っており、ある面においてはDark SoulsよりもBioShockを多く想起させるかもしれないと説明している。
- 以前のアナウンス時に、本作のプレイヤーが(軍事用ではない)工業用の強化外骨格を装備していることが報じられたが、Jan Klose氏によると、ゲーム開始時の主人公は武器を所有しておらず、探索を通じて得られる技術を元に、即席の武器をクラフトするところから始められるとのこと。
- 本作の戦闘は敵の四肢切断要素を特色としており、切断した四肢を強化外骨格の強化や改造に使用できる。Jan Klose氏は、この要素が敵をどう攻撃するか、どの部位を狙うかといった要素に依存し、プレイヤーがどう戦うか、そのアプローチそのものがLootに直結していることを強調している。
- この要素を実現するために“Fallout”のVATSに似たシステムを採用しているが、戦闘のテンポを落とさず流動性を維持したまま、自然なコントロールを実現しているとのこと。
- ゲームの難易度は高く、リスクとリワードを大きな要素としている。Jan Klose氏は、敵を分析し、弱点を見つけ、これに対峙し勝利する過程でプレイヤーが数回は死亡するだろうと説明している。なお、氏はLords of the Fallenと本作の違いとして、新しい要素の導入に掛ける時間の差を挙げており、長いチュートリアルではなく、ゲームの進行や敵との戦闘を通じてツールセットの全容を理解できるような導入を予定しているとのこと。
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