1月末にEAがE3直前に開催するプレスカンファレンス込みの独自イベント“EA Play”を発表し、従来のE3プレスカンファレンスとブース出展を行わない旨を明らかにしたほか、今月2日にはActivisionが同様にブース出展を取りやめ、Infinity Wardの“Call of Duty”をPlayStationブースでお披露目するとアナウンスし大きな話題となりましたが、新たにこの2社に続いて“Disney Interactive ”と“Wargaming”も今年のフロア出展を見送ったことが明らかになりました。
これは、VentureBeatの報告と確認から明らかになったもので、ESAのシニアVP Rich Taylor氏に加え、WargamingとDisney Interactiveそれぞれの広報が確認に応じ、出展の見送りが事実であることを認めた上で、次のように説明しています。
- Wargaming:企業的な展望として、Wargamingはプレイヤーとコミュニティに焦点を置いたイベントの活動にそのほとんどを集中させており、ビジネス的な観点から見ても、E3は現在のWargamingが目指す方向に全く適合していないと説明している。なお、WargamingはE3がリテール製品やF2Pのデジタルダウンロード企業にはマッチするイベントだと語る一方で、Wargaming自身にはフィットしないことを理解したと強調。ESAの熱心な取り組みや、ビデオゲームを産業として認知させるための議論や活動については、その全てを高く評価しているとのこと。
- Disney Interactive:E3出展の代わりに、今年の夏を通じて、ファンに直接訴えかける付加的な取り組みを進めるとのこと。(※ Disney Interactiveについては、今年Disney Infinity 4.0をリリースせず、もう1年3.0のサポートを継続することをアナウンスしていた)
なお、VentureBeatの確認に応じたESAのシニアVP Rich Taylor氏は、今年もE3が原動力と価値を併せ持つ突出したショーのままだと説明しており、E3が近年文字通り再興を果たす状況にあり、ソーシャルメディアや従来のメディアを制するビデオゲームのサイクルに不可欠な要素だとアピールしています。
なお、E3は市場と聴衆から剥離し(直近でプレイできる)ビデオゲーム不在の派手なショー化が進みつつあった2007年に出席者数が1万人を割り、翌年2008年には5,000人規模まで落ち込んだものの、その後その年から翌年に掛けてプレイできるようなビデオゲームの現実的な訴求に回帰したことで、徐々にその重要性を回復し、昨年の開催においては52,000人の来場者を記録したことが報じられていました。
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