先日、待望の海外ローンチを果たした“Watch Dogs 2”が確かな評価を獲得した一方で、イギリス小売市場において発売3週目で大きく販売を落とした(※ 2週目前週比-65%、3週目前週比-46%)“Call of Duty: Infinite Warfare”を超えられず、初登場2位となった結果が話題となっています。
そんな中、UbisoftのVP Anne Blondel女史がMCV誌のインタビューに応じ、しばしばビデオゲーム産業において重要とされるローンチ初週の販売規模について言及。初週の販売規模が今も重要ながら、長期的な視野やコミュニティからのフィードバックに比べれば、さほどクリティカルな問題ではないと語り話題となっています。
クリティカルな問題ではないが、未だ重要ではあると語ったAnne Blondel女史は、ゲーマーとコミュニティから優れたフィードバックを得られれば、それこそが最も重要な目標を達成したことを意味すると説明し、その結果は後から付いてくるだろうと強調。プレイヤーが別の誰かに会うためにやってくることから、初期に十分なプレイヤーベースを必要とすることは事実だと前置きした上で、初週販売が重要ではないとは言わないが、それは異なる理由と異なる方法において重要だと説明しました。
Ubisoftはプレイヤーと批評家における“Watch Dogs 2”の肯定的な評価にとても満足していると伝えたAnne Blondel女史は、新作の長期的な成功を支えるべく今後の取り組みを強化すべきだと述べ、2週目以降の販売が従来の動きに戻ることを期待していると説明。高い評価と口コミによる拡散力を持つ高品質なゲームは、強固な長期販売を持つ傾向にあると伝え、“Watch Dogs 2”の仕上がりに自信を見せています。
初週販売と長期的な成功の関係については、遂に2年目の展開が決定した“Rainbow Six Siege”が見事な成功を収め、文字通りAnne Blondel女史の見解を実証した一方で、Ubisoft史上最大のローンチを達成した“The Division”が発売後の不具合によってユーザーベースを大きく落とすなど、Ubisoftは両方の顕著な事例を経験しており、“Watch Dogs 2”を見事R6S的な成功へと導くことができるか、前作の暗いシカゴから開放的なサンフランシスコへと舞台を移した野心作の今後に改めて期待が掛かるところです。
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