先日、ジブラルタルとコースティックの新パッシブ“鉄壁”や広範囲な武器バランスの調整を含む1.1.1アップデートが配信された「Apex Legends」ですが、新たに本作の製作総指揮Drew McCoy氏が公式サイトを更新し、今後導入される幾つかの修正や改善に加え、シーズンやアップデートに対するアプローチ、開発とコミュニティ間における可視性の改善、さらに開発チームの体制に関する興味深い取り組みを明らかにしました。
また、Drew McCoy氏は開発チームが“Apex Legends”を全面的に支援するために、今後登場する“Titanfall”新作の計画を遅らせている旨を明言しています。
■ 優先度の高い改善項目
- マッチ開始時におけるサーバパフォーマンスの低下:これは異なる構成や設定のサーバからなるデータセンタが主な要因で、負荷そのものが問題ではなく、同一マシン上のインスタンスが別のインスタンスよりも多く動作するような状況が原因の1つと見られる(つまり、インフラそのものよりもロードバランシングの問題と思われる)。この問題の改善は最優先事項で、今後の進捗に関する報告が逐次行われる。
- オーディオ問題:既に幾つかの修正がテストされており、報告を受けたパフォーマンス問題の多くが解決すると見られている。
- チーター対策:水面下で多くの取り組みが進められている。これはチーターにRespawnの取り組みが漏れないよう秘密裡に行われているもので、来週新たな進捗が報じられる予定。
- ヒット検知問題:プレイテストに誤ったヒット検知を追跡し報告する機能をエンジンに実装しており、バグの再現が可能となっている。これに伴い、問題の改善に向けた幾つかの修正が進行しているが、抜本的な問題の修正にはまだ多くの作業が必要となる。
- これらの改善について、今後数週のうちにさらなる最新情報が公開される予定。
■ 中~長期的な取り組みについて
- シーズンの始動:新シーズンの始動時には、新たなバトルパスと新レジェンド、新しいメタ、その他の要素がもたらされる。
- シーズン中の考え抜かれたアップデート:シーズンの開幕後はエクスプロイトの修正や重要なバランス変更、バグ修正、その他の改善を継続的に実施するが、Respawnは透明性を保つべく、予めスタジオの目標が毎週コンテンツにパッチやアップデートを適用することではないと強調。長期的な影響力を持つ意義のある変更が重要だと信じていることを改めて掲げ、今後もこのアプローチを継続すると伝えている。
- コミュニケーションの改善:Respawnは将来的な取り組みについて、可視性をより改善する必要があると説明。これは、ユーザーが望む時にすべてを伝えるという意味ではないが、今後のアップデートについては透明性をより向上させ、突然の変更が少なくなることを強調している。
- 6月に開催される独自イベント“EA Play”にて、シーズン2初のディテールがお披露目される。シーズン2にはシーズン1から得たフィードバックに基づく改善が導入されるほか、より意味のあるコンテンツ、新たなレジェンドの登場、新武器の導入を含むバトルパスが用意されるとのこと。またRespawnは“Kings Canyon”マップに何らかの変化がもたらされることを示唆している。
■ 開発体制について
- Respawn Entertainmentの現行プロジェクトである“Apex Legends”と“Star Wars Jedi: Fallen Order”については、完全に分離された異なるチームが開発を担当している。
- Apex Legendsの開発を全面的に支えるため、将来的な“Titanfall”プロジェクトを遅らせている。
- “Apex Legends”チームの人員はその他タイトルの開発に流れておらず、同様に“Star Wars Jedi: Fallen Order”の開発者も移動していない。
- Respawn Entertainmentは、将来の作品を多く抱えているが、まずはプレイヤーと共にApex Legendsの可能性を最大限に引き出す挑戦に立ち向かうことを楽しみにしていると強調している。
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