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3月下旬に“ワンダーランズ ～タイニー・ティナと魔法の世界”のローンチを果たし、Take-Two Interactiveの期待と想定を上回る販売を達成し、2K作品としてここ数年で最大の新フランチャイズローンチを果たした「Gearbox Entertainment」ですが、先日ワンダーランズの共同開発スタジオである“Lost Boys Interactive”を買収したスタジオの動向に注目が集まるなか、新たにEmbracer Groupが実施した2022年会計年度第4四半期及び通年の業績報告において、“Gearbox Entertainment”のビジネス的な取り組み報告。現在、Gearboxが9本のAAAゲームを開発していることが明らかになりました。（参考：Embracerの業績報告資料pdf、Gearboxの記載は28ページ）

今のところ、未発表のAAAゲーム9作品に関する具体的な情報は不明ですが、先日“Gearbox”傘下となった“Lost Boys Interactive”がトップクラスのゲームの共同開発に当たっているほか、PCとコンソール向けのオリジナルIPを手がけていることが判明しています。（※ Lost Boys InteractiveはCall of DutyやPlayerUnknown’s Battlegroundsの開発に参加したスタジオで、現在220名を超えるスタッフが在籍。2024年までに350名まで開発者を拡充する計画が進められている）

余談ながら、現在の“Gearbox Entertainment”は、ボーダーランズシリーズでお馴染みの“Gearbox Software”に加え、昨年8月に設立されボーダーランズシリーズと新規IPの開発に取り組むと報じられた“Gearbox Studio Montréal”、ケベックにスタジオを構える“Gearbox Studio Quebec”、Perfect World Entertainmentの買収によって傘下となったMMOジャンルの名門“Cryptic Studios”、そして前述のPerfect Worldを統合したパブリッシング部門“Gearbox Publishing”によって構成されています。