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かつてBioWareを率いたベテランAaryn Flynn氏の新スタジオInflexion Gamesのデビュー作として昨年末にアナウンスされ、今年6月に放送された“Summer Game Fest 2022”にて、初のゲームプレイトレーラーがお披露目された「Nightingale」ですが、先日発売の延期が報じられた期待作の進捗に注目が集まるなか、新たにInflexion Gamesが“Nightingale Journal”と題した開発映像シリーズを始動。第1弾として、探索する世界をプロシージャル生成するカードシステム“Realm Cards”の開発映像を公開しました。

本作の技術的な挑戦の一つで、複数のカードを組み合わせて多種多様な領域を生成するシステムの概要をはじめ、領域を生成するカードの内訳（沼地や森、砂漠等を含むバイオームカード、領域内で起こるイベントを生成するメジャーカード、細かな調整やひねりを加えるマイナーカードの3種）、生成した領域とポータルの仕様、高ティアになるほど品質が向上する報酬や資源、これを元にしたクラフト、プレイヤーの活動拠点として本格的な領地の建設が可能となる“Respite”領域、ローンチや開発の過程で継続的に拡張されるカードシステムの運用など、非常に興味深いディテールが確認できる最新映像は以下からご確認ください。

“Nightingale”は、スザンナ・クラークの傑作歴史改変SF“ジョナサン・ストレンジとミスター・ノレル”にインスパイアされたビクトリア朝時代風のレトロなSci-Fiファンタジー世界が舞台となるシェアードワールド作品で、PC向けの発売を予定しています。

なお、Inflexion Gamesは、英“Improbable”が2019年に設立した新スタジオで、ImprobableのマルチプレイヤーサービスIMSとSpatialOSを利用したオンラインマルチプレイヤータイトルの開発を進めていることが知られていました。

■ レルムを生き延びよ

Fae（妖精）の地の奥深くへと続くポータルをアンロックしながら、Faewildの森やぞっとするような沼、陽炎が揺らめく砂漠や薄暗いジャングルを進んでいこう。料理を作り、雨風を避ける場所を建て、精霊を呼び集めて逆境に耐え抜くのだ。

■ 採集とクラフト

レルムの奥地で見つかる木や鉱石、植物のほか、希少な資源を収集するための道具を作ろう。新しい設計図を発見して、生き延びるための装備や武器を組み立てよう。特殊な材料や複雑な技術を活用すれば、装備の魔法特性を強化することができる。

■ 建設と管理

多様なスタイルとタイルセットから立派な屋敷をデザインし、建設することができる。建造物のアップグレードやカスタマイズを行い、コミュニティを作ってこの地で安全に暮らそう。家産の拡大や生産の自動化、資源収集の手助けとなるNPCの労働者を募ることも可能だ。

■ 探索と発見

息を呑むようなビジュアルがプレイヤーを謎めいたヴィクトリア朝時代のファンタジー世界へといざなう、広大なレルムを自由に歩き回ろう。Realmwalker（レルムウォーカー）が過去に行った遠征の放置された痕跡を見つけ、謎めいたFaeの建築物を調査し、廃墟を偵察することになる。新しいポータルを通り抜けるたびに、そこには美と、そして同じだけの危険が待ち受けている。

■ 協力プレイまたはソロプレイ

単独で冒険に出かけるか、オンラインの共有世界であるレルムの世界でフレンドとの協力プレイを楽しめる。力とスキル、資源を組み合わせることで、共に生き延び、目標に向かって前進するのだ。協力して共用の屋敷を建設し、レルムの謎を解き明かすために連携し、Faeの挑戦に立ち向かうために団結せよ。

■ 死を招く遭遇

さまざまな近接武器や銃をクラフトし、一人称視点の戦闘でそれらを使いこなそう。ポータルネットワークに潜む、恐ろしいクリーチャーに立ち向かうのだ。Boundとしてのみ知られる、Faeの歪んだ人間の擬態による侵略を回避する必要がある。他のプレイヤーに加わり、レルムの最奥の果てで頂点に立つ巨大なクリーチャーと対決しよう。