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先日、かつて“オーバーウォッチ 2”の開発責任者を務めたChacko Sonny氏が率いる南カリフォルニアのビデオゲーム開発スタジオ設立を発表した「Netflix」が、新たに国内外の公式サイトを更新し、“Alphabear”シリーズや“Triple Town”、昨年4月にローンチを果たし非常に高い評価を獲得したライフシミュレーション“Cozy Grove”といった人気タイトルで知られるシアトルのインディーデベロッパ「Spry Fox」の買収をアナウンスしました。

なお、Spry Foxの発表によると、これまでにリリースされた既存のゲームは、引き続きそれぞれのプラットフォームでDL/利用可能で、現在スタジオが開発を進めている“Cozy Grove 2”と未発表の大規模MMOについては、これまで通り計画が進められるとのこと。

ゲーム開発会社Spry Fox、Netflixの傘下へ

Netflixが昨年11月にゲームの提供を開始してから、まもなく1周年。このタイミングで、Netflixの6つ目のインハウススタジオとして、Spry Foxが新たに加わることを発表できることを嬉しく思います。

Spry Foxは、ゆるカワ系のオリジナルゲームを制作する独立系ゲームスタジオ。ゲーム賞の受賞実績もある同社は、ゲーム開発のユニークなアプローチで「Triple Town」や「Alphabear」「Cozy Grove」などの人気作品を世に送り出しています。多くの人に愛されるその作品性を生かし、Netflixのゲーム開発に新たな風を吹きこんでくれる会社です。「誰でもお気に入りがきっと見つかる」ということを目指し成長を続けるNetflixのゲームカタログに大きく貢献してくれるでしょう。

「デヴィッドと私がSpry Foxを立ち上げたのは12年前のことです。私たちが目指したのは、心優しく善良でクリエイティブな人たちが、お互いを助け合う環境で、最高のオリジナルゲームを作ることができる会社でした。私たちのゲームで遊んだ人が幸せな気持ちになれる、そんなゲームづくりを目指しています」と、語るのはSpry Foxの共同創業者ダニエル・クック。「話し合いを重ね、心に響く多くの言葉を交わし、私たちはインハウスのゲームスタジオとしてNetflixに参加することになりました。共に素晴らしいゲームを作り上げていくことに、胸を躍らせています」

ここで働く人のために、そしてゲームを楽しむ人のために。妥協することなくその価値観を追求するSpry Foxの姿勢は、私たちと深く通じるとこるがあり、この素晴らしいスタジオと一緒にゲームを作っていくことをとても楽しみにしています。Netflixにおけるゲームの展開はまだ始まったばかりですが、社内制作のキャパシティを構築し地盤を固めるため、私たちがやってきたことに間違いはなかったと感じています。Netflixのメンバーシップの一部として、広告なし、アプリ内購入なしで、最高のゲーム体験をお届けすることができるよう、今後も努力を重ねてまいります。