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ロシアによるウクライナ侵攻に伴い、今年4月にロシアとベラルーシから完全撤退し、ミンスクスタジオの閉鎖手続きを開始したことが報じられた「Wargaming」ですが、新たに同社が国内向けのプレスリリースを発行し、組織再編計画の一環として、セルビアのベオグラードとポーランドのワルシャワに新オフィスを開設することが明らかになりました。

Wargamingによると、ベオグラードとワルシャワの新オフィスでは、最大400名の従業員を受け入れる予定で、重要な拠点となるベオグラードオフィス“Wargaming Belgrade”では、現地の学生や新卒、ジュニアレベルの業界経験者を対象とした大規模なインターンシッププログラム“Wargaming Forge”も実施されるとのこと。

ウォーゲーミング、ベオグラードとワルシャワに新オフィスを開設 最大 400 名の従業員を受け入れ予定

先日ロシアおよびベラルーシにおける事業撤退を発表致しましたが、弊社ウォーゲーミングの組織再編計画の一環として、セルビアのベオグラードとポーランドのワルシャワに新オフィスを開設する旨をお知らせ致します。

両オフィスはキプロスのニコシア、リトアニアのビルニュス、チェコのプラハ、英国のギルフォード、ドイツのベルリンに次ぐ第6、第7番目のオフィスとなり、最大400名のスタッフを受け入れる予定です。

Wargaming Belgrade（ウォーゲーミング ベオグラード）はセルビア国内外の才能ある従業員を開発及びパブリッシングチームとして引き入れ、多数の拠点より移り住む、ウォーゲーミング従業員の重要な拠点となる予定です。本スタジオでは、弊社運営・開発の戦車アクションゲーム『World of Tanks』及び海戦アクションゲーム『World of Warships』向けの主要運営サービス拠点であり、且つ新製品開発の重要な拠点となる予定です。

またWargaming Warsaw（ウォーゲーミング ワルシャワ）は、ウォーゲーミングの組織再編が継続する中で、現時点において小規模のパブリッシングチームと更なる開発計画の構想を練る場となる予定です。

最後にベオグラードでのオフィス開設の一環として、現地のゲーム業界を志す才能あふれる人材育成をサポートすべく、大規模なインターンシッププログラム「Wargaming Forge」を実施します。本プログラムは現地の学生、新卒、ジュニアレベルの業界経験者向けに実施予定で、弊社に勤務する経験豊富なベテラン指導者やメンターによって教育が指導され、参加者の技術向上を目指します。

詳細についてはこちら（リンク先英語）をご確認ください。

■ ウォーゲーミングコメント

「ベオグラードとワルシャワは、目まぐるしい技術開発の最先端を突き進みながら非常に大きな可能性を秘めた、新天地として弊社が選択するに相応しい地です。最高クラスのゲーム開発とパブリッシングチームを形成する為に両都市の IT 産業コミュニティと密になって事業を展開していくことが今から既に楽しみです。ウォーゲーミングは今後に向けた、大きなプロジェクトを社内で推進しています。ベオグラードとワルシャワは、弊社にとってこの目標を達成する鍵になります。」

ウォーゲーミング CEO ビクター・キスリー（Victor Kislyi）

■ ウォーゲーミングについて

ウォーゲーミングはキプロスのニコシアに本社を置き、数々の賞を受賞した、オンラインゲームの開発およびパブリッシングを行う会社です。1998年の設立以来、現在シカゴ、プラハ、上海、東京、ビリニュスをはじめとした全世界15か所の拠点を設ける、ゲーム業界を牽引する会社のひとつです。世界中に数百万人を超えるプレイヤーを抱えるウォーゲーミングの主力タイトルは、無料オンラインゲームのヒット作である『World of Tanks』、『World of Warships』、『World of Tanks Blitz』などがあります。

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