先日、16世紀の中世ヨーロッパを舞台に、バイエルンの小さな町と修道院で繰り広げられる陰謀と25年に及ぶ物語を描く素晴らしい新作“Pentiment”をリリースしたObsidian Entertainmentとお馴染みJosh Sawyer氏ですが、現在開発が進められている新作RPG“Avowed”や待望の続編“The Outer Worlds 2”を含むスタジオの動向に注目が集まるなか、かつてBlack Isle Studiosの新作となるはずだった旧“Fallout 3”(※ いわゆるVan Buren、2003年にキャンセル済)やお馴染み“Fallout New Vegas”の開発を率いたJosh Sawyer氏がさらなる「Fallout」新作の可能性に言及。かなり前向きな見解を提示し注目を集めています。
これは、“Pentiment”のローンチを果たしたばかりのJosh Sawyer氏が、Kinda Funny Gamesのインタビューに応じ明らかにしたもの。新たな“Fallout”プロジェクトに携わる可能性はあるかとの質問に答えたJosh Sawyer氏は、僅か18ヶ月という短い期間で“Fallout New Vegas”を完成させた過去を振り返り、クレイジーなプロジェクトだった一方で、前述した旧Fallout 3/Van Burenの要素と新たなアイデアを多く盛り込んだ“Fallout New Vegas”の開発がとても充実した最高の経験だったと発言。「“Fallout”とあの作品世界は大好きだし、またあの世界で仕事ができたらと思う、でも将来がどうなるかはわからない」と伝えています。
また、Josh Sawyer氏は個人的に興味がある“Fallout”の舞台についても言及しており、過去にはニューオーリンズを挙げたこともあったけれど、カリフォルニアやアメリカ中西部も面白いかもしれないと紹介していますが、(“Pentiment”ならいざしらず)“Fallout”のように巨大なIPやフランチャイズに取り組む場合は、全てを自分で決めることはできず、そういった決定は自分の仕事ではないと強調しています。
今のところ、僅か10数名のチームで“Pentiment”を完成させたJosh Sawyer氏の次回作に関する詳細は不明ですが、“Fallout”の今後については、今年10月に迎えたシリーズ誕生25周年のアニバーサリー以降、Bethesda Game StudiosとObsidian Entertainment、inXile entertainment(つまり新旧“Fallout”の誕生と成功を支えたクリエイター達)がこれまでにはない急接近を見せており、今回Josh Sawyer氏が見せた発言も何かの動きを示す符丁の一つなのか、既に開発が決定している“Fallout 5”の進捗と併せて今後の動向に改めて注目が集まるところです。
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