独創的なオープンワールドRPGのナンバリング続編「Outward 2」の発売時期が2026年夏に決定、新トレーラーも

2025年9月29日 2:26 by okome
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「Outward 2」

先日、初代の累計300万プレイヤー突破が報じられたサンドボックスオープンワールドRPG“Outward”ですが、先ほど放送が終了した“PC Gaming Show Tokyo Direct 2025”にて、画面分割を含むCo-opプレイや舞台となる“オーライ”の多彩なロケーション、ウェンディゴとの戦いを含む新トレーラーが公開され、PC向けの発売時期が2026年夏に決定したことが明らかになりました。

また、Steam公式サイトにて、プレイテスターの募集がスタートしています。

PC向けの新作「Outward 2」は、初代の儀式的な手順を必要とする魔法システムやハードコアなサンドボックス系のゲームプレイ体験をベースに、昼夜サイクルと季節の変化を備えた1年のイベントカレンダーをはじめ、外観カスタマイズの刷新や新規ツリー、タスクベースの強化等を含むキャラクタープログレッションの拡張、二刀流の追加やレスポンスの改善を含む戦闘システムの刷新、分岐するストーリーライン、セーブ/リロードを禁じるオートセーブシステム、クラフトシステムのさらなる充実、オンライン/分割画面によるCo-op対応といった要素を特色としています。

Outward 2

『Outward 2』が描くのは、究極の「冒険生活シミュレーション」だ——リアリティがあり、共感でき、人間味にあふれる旅路には数々の困難も伴う。だが、心配はいらない。その試練に立ち向かうための術は、すべて揃っている。

脅威に満ちた世界

息をのむ絶景。だが、それが「オーライ」のすべてではない。そこは人々の多くが故郷の城壁を出ようとも思わない、危険に満ちた世界だ。外の世界へ旅立つなら、覚悟を決めろ——飢え、渇き、疲労、そして過酷な天候に加え、荒野をさまよう獣たちが等しく命を奪おうとするだろう。プレイヤーは逆境を必死に生き延びようともがく、ただの人間なのだ。冒険を楽にしてくれる便利な乗り物やファストトラベル?そんな甘えは通用しない。

独自のプレイスタイル

『Outward』シリーズの世界では、あらゆる要素が重みを持ち、そのひとつひとつがプレイヤーのプレイスタイルに影響を与える。武器にはそれぞれ固有のムーブセットがあり、防具の重量はプレイヤーの移動速度に影響し、その素材は天候への耐性を左右する。だが、重要なのは武器と防具だけではない。食事や飲み物、寝床となるテント、最適なバックパックまでをも考慮する必要があるのだ。

装備のほかにも、適切なスキルの習得が欠かせない。『Outward 2』の世界に生きるプレイヤーは、生まれながらの強者ではない。魔法への適性すら持たないごく普通の人間として、自らの手で成長を遂げ、使える手段を駆使して活路を見いだすのだ。幸いなことに、オーライの各地にいる熟練のトレーナーが、死線をくぐり抜ける術を教えてくれる——もちろん、タダではないが。彼らに師事し、最大3つのクラスを同時に極めることで、自分だけのプレイスタイルを形作れ。

両手に武器を構え、敵を圧倒する強力な戦士。仕掛けた罠の向こうに潜み、必殺の矢を放つ射手。あるいは、元素のシギルから力を引き出し、敵を翻弄する魔術師でも。1つのクラスに絞るか、3つを少しずつ組み合わせるかはプレイヤー次第だ。

戦いには万全の準備を

プレイヤーはごく普通の人間だ。汗ひとつかかずに敵をなぎ倒す伝説の英雄になれるなどとは思ってはいけない。立ちはだかる敵は自分よりも大きく、狡猾だ。危険に飛び込んだり、反射神経やその場の判断だけに頼ったりすれば、死が待ち受けている。生き残りたければ、脅威を見極め、周囲の環境を分析し、戦略を立て、入念に準備を整えろ。罠、ポーション、呪文、毒、そして特殊な装備を使いこなせるかが、強大な獣に打ち勝つための鍵となる。

また、無用な戦いを避けることは決して恥ではない。オーライを冒険するうちに、目の前の敵に勝つチャンスはあるのか、あるいは万全な準備を整えて戦うべきなのかを判断する感覚が養われることだろう。

多彩な戦闘システム

『Outward 2』の戦闘システムは柔軟かつレスポンスも速い。回避ステップから回転、攻撃、ガード、そしてスキルへと滑らかに動作をつなげたあと、敵の防御を突いて体勢を崩させ、相手を地に伏せる強力なコンボをたたき込める。

両手にそれぞれ武器を構えることもでき、片方の装備からもう片方へとスムーズに移行可能だ。これにより、剣と盾、双斧、メイスとピストル、ランタンとチャクラムなどの幅広い組み合わせが生まれる。

初代『Outward』の精神を受け継ぎ、魔法を詠唱するにはさまざまなアクションと反応物を組み合わせる複雑なプロセスが求められる。多種多様なパターンを試し、秘術の能力を解き放つ組み合わせを見つけだせ。闇のシギルを操る新たな方法を見つけるか、身を守るルーンの言葉を紡ぎ出すかはプレイヤー次第だ。

失敗の重みと生きる

ただの人間である以上、失敗には代償がつきまとう。敗北して気を失えば、その傷跡とともに生きることになる。運がよければ、通りすがりの親切な旅人に助けられるかもしれない。あるいは、傷だらけになって街で目覚めることもあるだろう。強盗に身ぐるみを剥がされてそのまま見捨てられたのか、それとも……もっとひどい目に遭ったのかもしれない。敗北はどれも、新たな学びを得るきっかけとなる。

頻繁なオートセーブによって、向こう見ずな行動は戒められ、慎重な計画が促される。さらなるスリルを求めるプレイヤーには、ハードコアモードも用意されている。このモードでは、敗北するたびに20%の確率でセーブデータが削除される。そうなった場合、その冒険は永久に終わりを告げるのだ。

2種類の協力プレイ

『Outward 2』は、オンライン協力プレイと画面分割での協力プレイに完全対応している。マッチメイキングシステムはないものの、公式Discordに参加すれば一緒に冒険する仲間を探せる。最初から最後まで一緒に冒険する仲間を見つけるもよし、ひとつのクエストだけ協力するもよし。プレイヤーはスムーズにお互いの世界を行き来できるようになっている。

物語の幕開けは無限大

どんな人間になるかは自分次第。プレイヤーはまず、3つの異なる開始シナリオから1つを選ぶことになる。トラモンタンの北部山脈で一攫千金を夢見る鉱員か、地下都市ハブーブで幸運にも家を持つ住人か、それともシメオンの要塞で辛うじて生きる放浪者か。次に選ぶのは、キャラクターの生い立ちだ。由緒正しきアバディーン家の血を引く者か、エラットを篤く信仰する者か、はたまた、何も成し遂げたことのない怠け者か。

そして、最後に決めるのは特性だ。「収集癖」「美食家」「一匹狼」などといった特性は、それぞれ会話の選択肢、開始時の装備、そして初期適性に影響を与える。そんな『Outward 2』でのキャラクター作りには、ひとつたしかなことがある——そこから始まる冒険が、自分だけのものになるということだ。

バックパッカー体験

オーライを旅するなら、バックパックは欠かせない。食料、ポーション、武器、キャンプ用品を詰め込み、次の目的地まで生き延びろ。入念な重量管理も重要だ。見つけたものすべてに持ち運ぶだけの価値があるとは限らない。危険が迫ったときには、戦いのさなかでバックパックを捨てて身軽になり、あらゆる回避行動を取れるようにするという選択肢もある。

だが、冒険者の旅は、絶え間なく激しい刺激が続くわけではない。それは日常と驚異、静寂と混沌のコントラストなのだ。この物語の緩急は、日没の美しさから敵の爪の鋭さまで、そのすべてをじっくりと味わう時間を与えてくれる。

圧倒的スケールの物語を目撃せよ

かつてスカージとして知られ、怪物として恐れられたイマキュレートたちは今、強力なルーンの呪文によって鎮められている。食事も休息も必要としない不老の彼らはしかし、負の遺産の重みを背負い続けている。繁殖する術を持たないイマキュレートたちは、オーライの世界で存在意義と受容を求めているが、世界がスカージの爪痕を忘れる兆しはいまだに見えていない。

イマキュレートたちの探求の旅路、そしてそれがもたらす影響を、プレイヤーは己が加入する勢力によって異なる視点で目撃することになる。新興傭兵団の創設メンバーとなるか、歴史家協会に協力し、オーライの秘密を解き明かすことで彼らの地位向上に協力するか。あるいは、崇高な人道支援に臨み、助けを必要とする人々に手を差し伸べるか。どの道を選ぼうとも、プレイヤーの運命は存在意義と受容を求めるイマキュレートたちの旅路と交わることになる。

情報元及びイメージ:Steam, Steam

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