今年7月、“Microsoft”の大規模レイオフに伴う再編やキャンセル、閉鎖の一環として、“The Elder Scrolls Online”を生んだZeniMax Online Studiosのレイオフと長年スタジオを支えてきた創設者Matt Firor氏の退任、および“Blackbird”と呼ばれていた未発表MMORPGのキャンセルが報じられ大きな話題となりましたが、本日この“Blackbird”と“The Elder Scrolls Online”に取り組んでいた開発者たちが集い、新スタジオ「Sackbird Studios」を設立したことが明らかになりました。
発表によると、“Sackbird Studios”は前述のプロジェクト“Blackbird”に取り組んでいたベテラン開発者たちがメリーランド州ボルチモアに設立した新スタジオで、外部の投資を受けず、従業員たちの自己資金で運営を行い、完全なクリエティブコントロールを保持しながら、自分たちが信じられるゲームの開発に注力するとのこと。
スタジオのCOOに就任したDavid Worley氏(※ ZeniMax Online Studiosの元プリンシパルツールエンジニア/シニアビルドエンジニア)は、“Sackbird Studios”の設立について、AAAタイトルの開発に長年携わってきた経験を鑑み、開発の承認をまったり、四半期毎の目標に追われることなく、必要なリスクを取る銃が欲しかったと説明。これを実現するために、従業員がスタジオを完全に所有し、自己資金で賄うことにしたと説明。
また、“Sackbird Studios”のCEOを務めるLee Ridout氏(※ ZeniMax Online Studiosを13年に渡って率いた元スタジオディレクター)は、ZeniMax Online Studiosで過ごした時間とそこで得た経験に感謝を伝えた上で、“Blackbird”の中止と解雇によって、多くの人の心に火が灯ったと語り、皆を守る最善の方法はクリエイティブの独立性を決して譲らないスタジオを作ることだったと伝えています。
今のところ、“Sackbird Studios”のデビュー作に関する詳細は不明ですが、既にPCとコンソール向けのオリジナルタイトル開発に取り組んでいるとのこと。
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