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Team Bondiが基礎研究から進めてきた革新的なモーションキャプチャーの新技術”MotionScan”によって実現される登場人物達の豊かな表情が特徴的なRockstar Gamesの最新作「L.A. Noire」、古き良きノワール映画をモチーフに、類を見ない夥しい作業量で実現された1940年代のロサンゼルスと文化の再現に多くのゲーマーが注目している期待作です。

そんな本作が4月20日から5月1日に掛けてニューヨークで開催されるトライベッカ映画祭の公式セレクト作品に選出され、60分に渡るスペシャルイベントが開催、独占的なプレビュー映像が公開される事が明らかになりました。

このイベントではL.A. Noireにおける事件現場でのインタラクティブな操作にスポットを当てたプレゼンテーションが行われ、その後には映画製作とインタラクティブなエンターテインメントの間をまたぐ本作の開発についてQ&Aセッションが行われるとのこと。

同イベントの司会を務めるトライベッカ映画祭のクリエイティブオフィサーGeoff Gilmore氏は、Rockstar GamesとTeam BondiがL.A. Noireで成し遂げた事はまさに革新だと述べ、映画、ゲーム、それらを含む全てのナラティブの拡張、インタラクティブ性、そしてコンテンツへの没入性と全てにおいて”新しい領域へ踏み込む発明”だと高く評価しています。

海外サイトに「L.A. Noire」の新しいプレビュー記事が掲載

本日、海外情報サイトのGamesCatalystにL.A. Noireのプレビュー記事が掲載、ゲームプレイに関する以下の様な興味深い内容が記されています。

最初の犯罪現場において、主人公Phelpsとパートナーはスローペースなサックスが流れ、バラバラに切断された裸の若い女性の遺体（18歳以上対象になるのは確実だ）が横たわる中、詳細な調査を開始し、彼女の血痕がPhelpsを手がかりへと導く。彼女の指からは血にまみれた指輪、布で覆われたネックレス、いくつかの遺品が入った女性のハンドバッグが発見。彼女を殺害した犯人はこの女性が誰なのかを知らせたいと感じている。彼は警察とゲームをしているのだ。

プレイヤーは殺害された女性の家に立ち寄り、そこの女主人との会話から2つの情報を手に入れる。1つは彼女が夫から引き離されたこと、もう一つはその夜彼女がエルドラドというバーに出かけたことだ。ここでゲームのフレキシビリティが真に明白になり、Phelpsは彼女の夫を訪問するか、誰かがバーで彼女の事を覚えていないか確かめる事を選択できる。我々は目撃者が私たちに対してどう反応し、何をそこから得るか、両方の場所で起こる出来事と、どう捜査を進めるべきかを考慮し、手始めに進める行動を決定する。

ノワールな雰囲気がたっぷり感じられる内容と、所謂アドベンチャーゲームとしての行動選択にプレイへの期待が高まるRockstarの期待作”L.A. Noire”の海外リリースは北米が5月17日、ヨーロッパ地域は5月20日、日本語版は夏リリースの予定で、対応プラットフォームはXbox 360とPS3となっています。