CD Projekt Redが最新の内製エンジンREDengine 3を用い、Cyberpunk 2077と共に開発を進めている人気RPGシリーズ最新作「The Witcher 3: Wild Hunt」ですが、先日海外KotakuがGDC会場で行われたリードゲームプレイデザイナーMaciej Szczesnik氏とマーケティング部門のボスMichal Platkow-Gilewski氏のインタビューから判明した新情報を掲載し、DRMに纏わる取り組みやゲームプレイの改善要素に絡む新たなディテールが判明しました。
今回はこのインタビューから明らかになった新情報に加え、マルチプレイヤー非搭載が改めて強調されたRock, Paper, ShotgunのAdam Badowski氏インタビューから判明した情報をまとめてご紹介します。
- プレイヤーの決定により変化する世界の情勢は36種に及び、3種の異なる“プレイアブルな”エピローグが用意されている。
- Geraltの友人である吟遊詩人Dandelionは今作にも登場を果たし、前作と同様にGeraltの物語を要約し伝えるが、今作ではその方法に若干の変化が見られる。
- ゲーム内には今もジャーナルが存在し、アニメーションによるストーリーパートも複数存在する。CDPRはこれをストーリーブックと呼んでいる。
- ゲームプレイのラーニングカーブは以前よりも緩やかになる。
- 戦闘時のGeraltは、敵の強さに応じて異なるスタンスを見せる。敵が十分に弱いと判っている際にはリラックスした構えを見せるなど、スタンスの違いで敵の強さを計ることが出来る。
- Geraltが情事を交わす女性キャラクターの数は伝えられなかったが、今作ではロマンスが物語と一体化し、女性に対する決定がゲームそのものに影響を及ぼす。(※ 今作は遂にYenniferが登場する予定で、Trissとの関係もより複雑化することが容易に想像できる)
- 新たにParry動作がボタンアクションに変更され、ボタンをホールドした状態で移動可能となる。
- Signはこれまでのようなラジアルメニューから選択可能となる予定だが、ショートカットが加えられる。
- 各Signには、レベルアップによって獲得可能な2つ目の詠唱モードが用意され、計10種となる。
- 腕相撲のミニゲームが廃止される予定。
- Alchemyはよりサポート的な能力として改善され、ポーションを戦闘中に飲むことが可能となるが、ポーションの利用に伴う毒性と戦闘前に予め飲んでおく類のポーションは今回も登場する。
- 馬上戦闘が実装される可能性はあるが、ゲームのフォーカスとはならない。CDPRはGeraltが地上の戦闘を得意とする剣術マスターであることを指摘し、騎兵のナイトではないと説明している。
- DRMを搭載するか?との質問に対し、Badowski氏は次のように説明している。「ノー、私達はDRMを取り除こうとしています。誰かがゲームを違法に入手したければ結局そうするでしょう。もちろんそれは悪いことですが、それについて何が具体的な手を打つことはできません。私達は可能な限り最高のユーザー体験を届けたい。私達がDRMを削除した際、多くの人達がTorrentで私達のゲームをダウンロードしないよう呼びかけていた。それは私達がDRMを用いないことが理由でした。」
- Badowski氏は、The Witcher 3にマルチプレイヤーを導入しないと改めて明言。ソーシャル要素でさえオプションである必要があると説明し、マルチプレイヤーの搭載は本作にとって有用であるどころか、作品を破壊しかねないと強調した。
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