かつて、Test Drive UnlimitedやNeed for Speed、V-Rallyシリーズを手掛けた開発者達が多く集うフランスの“Ivory Tower”と、Driverシリーズで知られるUbisoft Reflectionsが共同で開発を進めている新作レーシング「The Crew」ですが、新たにOPMがE3会場で行ったIvory TowerのCOO Ahmed Boukhelifa氏のインタビュー記事を公開し、アメリカ全土を舞台にすると謳った本作のオープンロードに関するディテールを始め、多彩なマルチプレイヤーやミッションに関する新しい情報が明らかになりました。
先日開催されたE3プレスカンファレンス時の発表では、アメリカ全土が舞台になると謳われた“The Crew”ですが、発表後に行われたインタビューやライブデモ映像から、本作のオープンロードが実際にアメリカ全土の道路を実寸サイズで再現したものでは無く、幾つかの主要エリアとその間を繋ぐ広大な郊外エリアから構成される、ややデフォルメされたアメリカマップであることが判明しており、今回のインタビューでもAhmed Boukhelifa氏が“アメリカ全土をカバーする”と語った特色が創作的な表現の誇張であることを認めています。
しかし、Ahmed Boukhelifa氏は詩的許容を認めた上で、本作のオープンロードが全長1万キロを超える規模に達していると明かし、これまでにない規模の広大なオープンロードを実現している旨を強調しています。
■ The Crewのマップ情報を含む新ディテールまとめ
- ゲームの全体マップは中西部とニューヨーク、マイアミ、ロッキー山脈地帯、ラスベガス、西海岸の計5エリアに分類されている。
- ゲームスタート時に全てのエリアは解放されておらず、ストーリーの進行に合わせて、新チャプターとしてプレイ可能なエリアが拡大する。
- Ivory Towerは本作の開発において、面白いゲーム世界を作り上げるための適切なマップサイズを決定するために1年近い研究と調査を行った。
- この調査に伴いThe Crewでは、プレイヤーがマップ内のどこにいようとも、1分以内の距離にミッションやチャレンジが常に存在する最適なバランスのマップが実現さている。
- ロケーションのアンロックに併せて、新ミッション、車両、チューニングタイプ、ゲームプレイといったコンテンツが解除される。
- 本作では、以前のチャプターに用意されたミッションを再度プレイ可能であることから、アンロックによるゲームプレイの拡張はリプレイ性の向上にも直結している。
- Boukhelifa氏によると、本作のマルチプレイヤーは、P2Pを用いたプレイヤーの周辺エリアの接続と、MMO的なサービスを提供するサーバの両方を採用し、ゲームに参加可能なプレイヤー数の上限が存在しないと発言している。
- 本作のミッション構造は、“Gameplay Bricks”と呼ばれるコンポーネントシステムを採用しており、レースやチェイス、逃走シナリオなど、オブジェクティブの組み合わせや各種カスタマイズ(※ 制限時間やダメージの有無など)、オンライン/シングルプレイヤーのバリエーション(ソロ、Co-op、PvP等)によって、これまでに発売されたレーシングゲームに存在した全てのミッションを作り上げることが出来るとのこと。
- The Crewは2014年初頭に発売予定で、対応プラットフォームはPS4とXbox One、PC。
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