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3月11日の発売がいよいよ目前に迫る期待の新作シューター「Titanfall」ですが、新たにRespawn EntertainmentのコミュニティマネジャーAbbie Heppe女史やエンジニアJon Shiring氏がPolygonのインタビューに応じ、先日Xbox OneとPC向けに実施された大規模なベータテストに約200万のユニークユーザーが参加したと明らかにしました。

昨年SimCityとBattlefield 4のローンチで大きな問題を抱えたEAの新作として、今度こそスムースなロールアウトが果たされるか、心配が寄せられているTitanfallですが、ローンチの担当技術者であるJon Shiring氏によると、本作ではXboxとPC共にMicrosoftがローンチ用のサーバをホストしており、サービス始動時に最も重要なのは発売日にXbox Liveの演算プラットフォーム（※ 所謂クラウドサービス）が要求に応じてスケールアップ可能かどうかという点にあるとのこと。

Jon Shiring氏は、先日実施されたベータテストの目的が実際に高い要求が発生した際に破綻する箇所を発見し、それを修正することだったと説明しており、実際に今回のテストを経て10のバグを発見し、ローンチ前にこの修正を済ませたと報告。また、氏は本作がXbox Liveのクラウドサービスに大きく依存しており、これがダウンしている場合には誰もゲームをプレイすることができないと説明しています。

なお、Shiring氏の報告によると、ベータテストの実施中に発生した7時間以上に及ぶ接続とマッチングの不具合は、プレイヤー規模の増加に伴い、サーバをスケールアップさせようとした際に発生した人為的なミスが発端となり、複数の不具合が連鎖的に発生したことが原因だったとのこと。

最終的に200万のユニークユーザーが存分にゲームプレイを満喫したTitanfallですが、発売への期待はベータ実施以前よりも確実に高まっていると言え、3月11日のローンチをスムースに迎えることが出来るか、Microsoftが鳴り物入りで打ち出したクラウドコンピューティングのポテンシャルと併せて発売日の動向に改めて大きな注目が集まるところです。