今年2月上旬に行われたActivision Blizzardの2013年Q4報告にて、Bobby Kotick氏が“Call of Duty”と“Skylanders”に続く次の10億ドルフランチャイズだと断言したBungieの期待作「Destiny」ですが、先週ロサンゼルスで開催されたMilkenカンファレンスに登壇したBobby Kotick氏が“Destiny”の予算に言及し、ビデオゲーム史上最大規模と見られる5億ドル(※ 約510億円)に達していると明らかにしました。
これは、Reutersの報告から明らかになったもので、Bobby Kotick氏は前述したとおり、次なる10億ドルフランチャイズの誕生を目指していることを改めて強調し、ここに5億ドルの予算を投じたと語ったとのこと。
報告によると、5億ドルにはマーケティングとパッケージング、インフラサポート、ロイヤリティ、その他コストを含む予算が含まれており、未確定情報ながら2億6,000万ドルが費やされたと噂される“Grand Theft Auto V”を越えるビデオゲーム史上最大の予算を更新したのではないかと見られています。
余談ながら、Ubisoftの期待作として注目を集める“Watch Dogs”は昨年6月の時点で5,000万ユーロ(約6,800万ドル/71億円)を越えていたことが以前に報じられたほか、“Beyond: Two Souls”の2,000万ユーロ(約28億5,000万円、仏Le Figaro紙が報告)、多数のトイ開発が含まれる“Disney Infinity”が1億ドル(The Wall Street Journalが報告)と報じられた経緯があり、Destinyの予算が如何に異様な規模であるか伺い知れるところですが、Infinity WardとActivisionの法廷闘争に絡み裁判所に提出された2012年当時のBungieとActivision間における契約書にはDestinyの開発費が1億4,000万ドル規模であることが記載されていました。
なお、ロイターは“Destiny”が費やした予算を回収するには1,500から1,600万本の販売を達成する必要があるという概算と、アナリストの販売予想が800万本程度であることを併せて報告しており、来るE3でお披露目を迎えるマルチプレイヤーやベータテストの実施に関する続報とローンチの動向に改めて注目が集まる状況となっています。
PC | PlayStation 4 | Xbox One | Wii U
PlayStation 3 | Xbox 360 | PS Vita | DS
Mobile | Movie | Rumor
Culture | lolol | Business | Other
RSS feed | About us | Contact us
かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
おこめ( Twitter ):メシが三度のメシより大好きなゲームあんまり知らないおこめ。洋ゲー勉強中。