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2013年3月のプレオーダー用ローンチに向け開発が進められているAndroidベースのコンソール機「Ouya」ですが、新たに公式Blogの発表からKickstarterキャンペーンにて699ドル以上の資金提供を行ったユーザー向けの開発用コンソールが、当初の予定通り12月28日に出荷されることが明らかになりました。

発表によると、トルコとロシアの提供者に向けた出荷は少し遅れるものの、それ以外の出資者には2日から3日程度で手元に届けられるとのこと。

なお、今回出荷される開発用コンソールは初期バージョンのOUYA本体とコントローラーを含むもので、これらのハードウェアがレアな存在であることに加え、正式な製品版出荷時には全てのOUYA本体が開発用コンソールとして機能することが改めて強調されています。

また、開発用ソフトウェアであるOUYA Development Kit（ODK）は現在初期バージョンのテストが進められており、開発用コンソールの出荷と併せてキットのダウンロードが可能なポータルサイトにて配布が行われることが判明。

さらにODKの開発と並行し、Jelly Bean（Android 4.1及び4.2）の最適化を含む新しいUI開発も進められており、ゲーマーが新しいゲームを容易に検索できるよう最良の方法を実現する新UIのスニークピークが開発用コンソールに実装されていることが明らかになっています。

いよいよ実機の登場が目前に迫ってきたOUYAですが、近年台頭するF2Pモデルに大きく着目しユーザーが自由にハック可能なプラットフォームという思想的な面にも注目が集まる本機が現在のコンソール業界にどういったインパクトを与えるのか、初の出荷と開発コミュニティの始動に改めて注目が集まるところです。