1983年9月に“E.T.”を含むトラック14台分ものゲームカートリッジとゲーム機がテキサス州エルパソの倉庫からアラモゴード市の埋め立て地に運ばれ、埋め立てられたと報じたニューヨーク・タイムズの記事を発端に、国内ではアタリショックとして知られるAtariの大きな没落を象徴する都市伝説として今に伝えられていたAtari 2600版「E.T. The Extra-Terrestrial」のカートリッジが、先日アラモゴードの埋め立て地で行われたMicrosoftとFuel Industries、Lightboxの3社による発掘調査により実際に出土し、伝説が本当だったことが証明され大きな話題となりましたが、新たにアイダホ州ナンパの地元テレビ局KBOIに元Atariの社員で、この埋め立ての責任者を務めたJames Hellerさんが当時の状況と真実を語り、都市伝説誕生の興味深い裏側と実際に埋められたカートリッジの規模が明らかになりました。
Atariにまつわる都市伝説が、砂漠の真ん中に350から500万本に及ぶ“E.T.”カートリッジを夜中に埋めたといった内容に飛躍していたことを語ったHellerさんは、実際はテキサス州エルパソの倉庫にあった75万本のビデオゲームを処分するように命じられたと語り、この責任者として、可能な限り素早く安価に処分することが自身の仕事だったと説明。
都市伝説の一部として噂された、深夜の埋め立てやアタリが何かを隠匿しようとしていたといったロズウェルに近い土地柄も関係する陰謀論的なミステリーは実際には存在せず、作業が日中に行われ、隠し立てすることもなく、埋め立ては単なる自身の仕事だったと改めて強調しています。なお、Hellerさんによると、子供達が埋め立て地から幾つかのカートリッジを奪ったという噂は事実だった模様。
なお、埋め立て地発掘のニュースを知り驚き、私が埋めた!と声を上げたHellerさんは撮影クルーによって、埋め立て地の現場に招待され、発掘の一部始終を見届けたとのこと。
KBOIに都市伝説の真相を語ったHellerさんは「謎はほんの少しも無かった。人々がこれをミステリーに仕立て上げたんだ」と説明しています。
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