次世代機の8GBメモリはゲームプレイを大きく変革する、「Bethesda Game Studios」のTodd Howard氏が次回作の進捗やアナウンスに言及

2014年6月7日 18:33 by katakori
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「トッド・ハワード」

“The Elder Scrolls V: Skyrim”の成功とDLCを含む開発の完了を経て、昨年4月中旬に次期プロジェクトへの移行を正式に発表し、MMO要素を持たない100%純粋なシングルプレイヤーRPGの開発を進めていることが報じられていたBethesda Softworksの内部スタジオ「Bethesda Game Studios」ですが、新たにThe Elder Scrollsや後期Falloutシリーズの開発を率いるお馴染みTodd Howard氏が独Gamestarのインタビューに応じ、来る次回作のアナウンスに対する姿勢や、次世代コンソールがもたらすゲームプレイの革新、新作開発の進捗など、興味深い多数のトピックに言及しました。

昨年から様々な憶測や噂、フェイクのティザーサイトまで登場する事態となっている“Bethesda Game Studios”の新作を取り巻く状況ですが、実際に多くの人々から新作に関する質問を受けると語ったTodd Howard氏は、“Bethesda Game Studios”が自分達のペースで十分な時間を掛けて開発を進めていると発言。この次回作の内容にスタジオ全体が大きな興奮に包まれていると語った氏は、情報のアウトプットを行わない理由として、期待感を繋ぎ止めるような情報の小出しを望んでいないと語り、むしろ十分な準備を終えた上で“ぶっとぶようなサプライズが今ここにある”と紹介したいと説明。自身も他のゲームがアナウンスされる際に最初の瞬間を楽しんでいると述べ、次回作の発表は十分に情報を保った状態で時を待ち、皆を驚かせたいと明らかにしました。

また、次世代機向けのゲーム開発に触れたTodd Howard氏は、次世代機が備える8GBのメモリがコンソールタイトルの限界を大きく前進させると語り、“Bethesda Game Studios”のゲーム開発に大きな違いを生じさせていると説明。データの格納やストリーミングに様々な取り組みや工夫が必要だった現世代機タイトルとは異なり、キャラクターがゲーム世界を横切る間に全くロードスクリーンが存在しないゲームを考慮することが可能だと述べ、Skyrimを例に考えた場合、屋内環境のロードを必要としないことは明白だと断言。十分なメモリが存在すればプレイヤーが移動するだけで周辺のデータをロードし、建物の内部から発せられる音さえ耳にすることができるだろうと説明しています。

残念ながら次回作に関する具体的な情報は明かされなかった今回のインタビューですが、来る新作はSkyrimやFallout 3のようなオープンワールド世界の全てをロードスクリーン無しで体験出来る真にシームレスな作品となるか、弩級のサプライズを引っさげ登場するであろう次回作の動向に改めて期待が募るところです。

情報元:Gameranx

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