現在、フランス革命を扱うシリーズ最新作“Assassin’s Creed Unity”をはじめ、チベットへと舞台を移す“Far Cry 4”、Tom Clancyブランドの新作として注目を集める“The Division”、そして全米を舞台とする“The Crew”を含むAAA規模のオープンワールドタイトルを4本同時に進行しているUbisoftですが、本日UbiBlogに同社のCEOを務めるYves Guillemot氏のインタビューが掲載され、コンソール世代の移行期や次世代IPに対する興味深い取り組みと見解が明らかになりました。
前述したオープンワールド作品への顕著な傾倒に言及したYves Guillemot氏は、その理由としてオープンワールドがゲーミングの将来だと明言。これは単にこれらのタイトルがより巨大で没入型の経験を提示できるといった要因だけではなく、オープンワールドジャンルが現実の人生を経験することと同じ方法でゲームを体験させることにあると説明。
「我々は体系的な世界に生きている」と語ったGuillemot氏は、私たちが日々を生きる自然と人工物の両方に囲まれた世界を構成する様々な種類のシステムと、システムが生み出すルールを、モダンなビデオゲームの世界が模倣する関係にあると挙げ、Ubisoftのタイトル開発において、実生活の中で起こりうるような事象の相互干渉をゲーム中のシステムとして再構築することが非常に重要な要素だと語り、オープンワールドゲームがプレイヤーによりビリーバブルな手法で多くの選択を提示することを可能にすると強調しました。
さらにGuillemot氏は、コンソール世代の移行期に新しいブランドや全く新しいタイプのゲームプレイを誕生させる多くの機会が存在すると明言。“The Division”が新しい世代のTom Clancyブランドを再定義し、“Rainbow Six Siege”が固有の非対称なマルチプレイヤー経験を提示しつつシリーズのオリジンに回帰していると説明し、世代の移行が過去のブランドを前進させる機会も提示することから、Ubisoftは新コンソールの登場に合わせた取り組みを早い段階から進めていると強調。これらの取り組みが最終的にブランドを5年から10年、うち幾つかは15年にも及ぶ展開に繋がると説明しています。
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