E3をはじめとする大規模イベントの始動に向けて、大作の登場を予見するプロモーションや取り組みに注目が集まるなか、今年は静かな状況が続いていた米国3月の小売動向をまとめたNPDの最新報告が行われ、「Battlefield Hardline」と“PS4”がソフトウェアとハードウェアの販売を牽引したことが明らかになりました。
3月アメリカ小売市場の全体的な販売動向とソフトウェアランキングは以下からご確認下さい。
■ 2015年3月におけるアメリカ小売市場の全体的な販売動向
- 小売全体の売り上げは前年同月の10億2,000万ドルから6%減となる9億6,370万ドルとなった。
- ハードウェア販売は前年同月比で21%減となる3億1,110万ドルを記録。最も売れたハードウェアは“PS4”となった。NPDのアナリストLiam Callahan氏によると、この大幅な減少は携帯機の不振によるもので、前年と比較して71%近く販売規模を落としているとのこと。
- ソフトウェアの小売販売は前年同月比で-3%となる3億9,540万ドルを記録。“Battlefield Hardline”が1位を獲得した一方で、“Bloodborne”がPS4専用ながら“Grand Theft Auto V”を抑え2位を獲得しており、“Battlefield Hardline”と“Bloodborne”共にデジタル販売の好調が伝えられている。なお、ソフトウェア小売販売の全体的な売り上げは落ちているものの、第8世代コンソール(PS4とXbox One、Wii U)のグロスは前年同月比で58%も増加しており、世代の移行が順調に進んでいる様子が窺える。
- 任天堂の報告によると、“マリオパーティ10”がローンチから2週間で29万本を販売したとのこと。
- サブスクリプションカードやゲームパッド、ゲーミングトイといった商品を含む周辺機器販売は前年同月比で15%増となる2億5,720万ドルを記録している。
■ 2015年3月アメリカ小売市場のソフトウェア販売ランキングトップ10
- Battlefield Hardline (Xbox One, PS4, 360, PS3, PC)
- Bloodborne (PS4)
- Grand Theft Auto V (Xbox One, PS4, 360, PS3)
- Mario Party 10 (Wii U)
- Call of Duty: Advanced Warfare (PS4, Xbox One, 360, PS3, PC)
- MLB 15: The Show (PS4, PS3)
- Minecraft (360, PS3, Xbox One, PS4)
- NBA 2K15 (PS4, Xbox One, 360, PS3, PC)
- Borderlands: The Handsome Collection (PS4, Xbox One)
- Final Fantasy: Type 0 HD (PS4, Xbox One)
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