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2月23日の海外コンソール版と3月1日のPC版ローンチが迫る人気シリーズ最新作「Far Cry Primal」ですが、新たにUbisoftがCo-opモードの有無について言及し、本作がCo-opやマルチプレイヤーを搭載しないシングルプレイヤー専用の作品であることを明らかにしました。

これは、本作が“Co-opのないシングルプレイヤー専用タイトルか”と確認を求めるファンの質問にUbisoftのJason Paradise氏が答え明言したもので、その認識通りだと語った氏は、本作が最良のFar Cry経験を作り上げることにフォーカスしていると説明。

生き生きとした石器時代を作りだし、Far Cryシリーズに基づく優れたゲームプレイ経験をプレイヤーに届けるために、 Far Cryの中核にあるゲームプレイのループを徹底的に再構築する必要があったと続けた氏は、優先度の高いこの大きな取り組みを実現すべく、プロジェクトの初期から開発をシングルプレイヤー経験に集中させる困難な決定を下したと明らかにしています。

予てからCo-opやマルチプレイヤーにおいて野心的な取り組みを続けてきた“Far Cry”シリーズですが、やはりシリーズ最大の魅力は没入感の高い自由なシングルプレイヤーキャンペーンにあるといえ、経験を分散させるよりもエクストリームな原始時代のサバイバルを確かな品質に仕上げることを最優先することがやはり賢明だと感じられます。

先日は、石器時代のキャラクター達が交わすオリジナルの言語を作り上げるために、ヨーロッパ祖語を専門とする歴史言語学者のチームを用意し、主人公達が所属する“Wenja”部族のオリジナル言語と、その他部族が用いる3種の派生言語を作り上げたことが報じられた“Far Cry Primal”ですが、スピンアウトながらメジャーリリース作品として発売される本作のシングルプレイヤー経験が過去作を超える“Far Cry”経験を実現するか、迫る発売に大きな期待が掛かるところです。