ソニーが昨日7月30日に行った2009年度第1四半期の業績発表において、海外の投資者向けに行われた会議通話の中で、執行役副社長の大根田伸行氏がPLAYSTATION 3の製造原価を70%ダウンさせたと明らかにしました。
正確な製造原価は明らかにされていませんが、これまではおよそ800ドル程度と考えられてきました。2008年1月の決算報告でそれが50%に圧縮された事が明らかになりましたが、今回の発言をさらに加味すると、PS3の製造コストは240ドル程度まで下がったと考えられます。
今回の業績発表では売上が前年同期比で19.2%ダウンで1兆5999億円、さらに純損益も371億円損失という結果に終わったソニーですが、来月19日から23日までケルンで行われるGamesComにおいて大きな発表があるとも噂も囁かれています。製造原価の圧縮が大幅なシュリンクの成功を意味するならば、以前噂に上った薄型PS3などもあり得ない話ではないのかもしれませんね。起死回生のサプライズが起こるのか今から楽しみです。
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