先日行われたVGA 2009において最大のサプライズとして発表されたシリーズ最新作「Halo: Reach」のトレーラーですが、あまりのハイクオリティぶりに本当にインゲームの映像なのかと疑いの声も上がる程の物でした。昨日本作の内容に対してBungieが公式に新エンジンを採用している事を発表、映像がインゲームの物である事を改めてアピールしています。
それによると今回の映像はまだゲームが開発中である事から、ゲーム用の素材を使ってシーンを構成した後にコンパイルした様な物であるとの事。これにはBungieが”frame dump”と呼ぶ技術を用いて実現されているとの事で、その詳細については明らかにされていませんが、字面からはキャッシュ系の処理を連想させるような名前に聞こえます。通常のカットシーン制作と具体的にどんな違いがあるのかは触れられていませんが、映像の中に用いられた極端なアンチエイリアス処理も、この”frame dump”技術を用いているとの事です。
最終のゲームがこれと同じフレームレートやクオリティではない可能性もあるとしながらも、これにかなり近い物になると自信を覗かせています。当然インゲームの映像である事は間違いないと思いますが、テクスチャの解像度やライティング関係などかなりリッチに使われている印象が高いので、実際のゲームではもう少し演算予算に無理の無い現実的な品質に落ち着くのはしょうがない事かもしれません。
ベータテストやゲーム内容についても早くも話題が多く聞こえ始めてきたHalo: ReachはXbox 360専用タイトルとして2010年秋に登場の予定です。
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