Act of Warシリーズなどを手掛けてきたEugen Systemsが開発中のシミュレーションタイトル「R.U.S.E.」は、戦略的な俯瞰から戦場のアップまでシームレスに描き、リアルな映像表現に加えて所謂ボードゲーム的なユニット表現など、非常にユニークなUIを持つRTSタイトルです。
ベータテストからのフィードバックを反映する為に9月にリリースを延期した本作でしたが、ロンドンで開催されたイベントにて、本作のPS3版がモーションコントロールに対応する事が発表されました。が、残念ながらKinectについては計画が無い事が明らかにされました。
本作のプロデューサーを務めるMathieu Girard氏はEurogamerに対してPS Moveへの対応が4~5週間程前に決まった事を明かし、Moveが非常にクールで自然なコントローラーだと発言、Moveでの操作が”最も楽しい経験”であり、PCでのキーボードとマウス操作が”最も効率的な物”であると語っています。
さらに、Kinect対応の計画が無い事を明かした氏は、この判断がKinectを使用する間プレイヤーが立っていなければならない事が理由だったと述べています。この問題が事実なのか今の所真偽の程は不明ですが、マイクロソフトがちょうど本日、Kinectが座ったプレイヤーを認識できると発言しており、相反する見解に実際の所どうなっているのか……非常に気になるところです。
これまでに登場したトレイラーなどでは上述のユニークなUIと併せてモーションコントロールを大きく意識した構成になっており、映像を見る限りKinectへの対応が実現されればトレイラーに近いプレイが実現される様に見受けられます。
ベータ版をプレイした限りではルールも比較的判りやすく対戦に擁する時間もコンパクトで気軽に楽しめる良作RTSとして仕上がりそうな本作、マイクロソフトが言うとおり座ってプレイできる事が事実であれば、雰囲気ゲーとしても素敵なタイトルになるかと思うのですが如何でしょうか。
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