先日5月の北米セールスに関するNPDの調査発表をお伝えしたばかりですが、昨日6月の北米セールスの結果がNPDから発表され、E3で発表された新型Xbox 360の販売台数がWiiを下しかなり好調である事が明らかになりました。さらにソフトの売り上げは先月に引き続きRockstarのRed Dead Redemptionが1位を獲得、2位がスーパーマリオギャラクシー2と5月と同様の結果となっています。
北米のゲーム産業全体の売り上げは11億ドルで前年比6%ダウン(2009年6月の総セールスは11億7000万ドル)となり、新型Xbox 360が健闘したものの、携帯コンソールとソフトウェアの減少に歯止めは効かなかった模様。
そして北米全体のハードウェアセールスは今なお任天堂が支配、販売台数の勢いは衰えているもののDSが51万台を超え、今月もセールスNo1に輝いています。また5月の販売台数に比べE3で3DSの発表があったにも関わらず12万7千台増という驚異的な結果に。
マイクロソフトの新しいXbox 360は45万1千台を超え、ホリデーシーズンのセールを除き、2007年のHaloローンチに続いて2番目の大きなセールスを達成しています。なお、ハードウェアセールスの詳細は以下の様になっています。
- DS:510.7K
- Xbox 360:451.7K
- Wii:422.5K
- PS3:304.8K
- PSP:121.0K
また、6月のハードウェアセールスは4億170万ドルで、2009年6月の3億8280万ドルに比べ5%成長を果たしました。前年度比較と各ハードウェアの北米累計販売台数は以下の様になっています。
■ 前年比
- DS:3,071,400 (前年比-33%)
- Wii:2,455,700 (前年比+17%)
- Xbox 360:1,924,900 (前年比+88%)
- PS3:1,591,000 (前年比+85%)
- PSP:599,300 (前年比-26%)
■ 北米での累計販売台数
- DS:41,798,158
- Wii:29,540,081
- Xbox 360:20,555,886
- PS3:12,719,696
- PSP:17,436,836
さらに6月のソフトウェアセールスは5億3130万ドルで、前年の6億2700万ドルからなんと15%もダウンした事が明らかになっています。
前述の様にRed Dead Redemptionが好調で、北米では既に247万5900本を出荷し、現状今年の最も売れたタイトルとなっています。ソフトウェアセールスの詳細は以下でご確認下さい。なお、10位以下TOP20タイトルは明日発表との事。
- Red Dead Redemption (360):582.6K
- スーパーマリオギャラクシー2 (Wii):548.4K
- Red Red Redemption (PS3):380.3K
- New Super Mario Bros.Wii (Wii):200.9K
- Just Dance (Wii):174.8K
- Wii Fit Plus:(Wii):148K
- Toy Story 3 (DS):164K
- UFC 2010: Undisputed (360):148K
- LEGO Harry Potter: Years 1-4 (Wii):136K
- UFC 2010: Undisputed (PS3)
また、6月の注目タイトルであったAlpha Protocol、Metal Gear Solid: Peace Walker、Singularity、Transformers: War for Cybertron、Tiger Woods PGA Tour 11は残念ながらTop10入りを果たしませんでした。明日のTop20の結果に要注目です。
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