オールドゲーム販売のGoG.com等でもお馴染みのポーランドのデベロッパCD Projektが開発を進めている硬派なファンタジーRPGタイトル続編「The Witcher 2: Assassins of Kings」、前作でもかなり難易度の高いシーンが見られ、歯ごたえのあるタイトルとして知られていましたが、今作では更に狂った”Insane”モードが用意される事が明らかになりました。
これはThe Witcher 2のリードゲームプレイデザイナーを務めるMateusz Kanik氏がEurogamerに明らかにした物で、新たに登場する”Insane”モードではゲームプレイのセーブは行えるものの、ゲラルトが死ねばセーブデータが無効になる所謂”ハードコア”モードとなっています。
Mateusz Kanik氏はこの”Insane”モードでは敵との戦闘を回避する事が難しい事を明らかにしており、例としてアンデッドが地下を掘り抜いてゲラルトの近くで起き上がり、ゲラルトの足を掴む事で移動を阻むなど、多くの敵にプレイヤーを捕まえる特殊能力を持たせた事で戦闘がより困難な物になっていると語っています。
ストーリー駆動のシングルプレイRPGでハードコアモードが用意される事は、手取り足取りな新切設計が目立つ近年のゲームタイトルでは珍しい物と言え、実績も用意されているとあって、かなり挑戦しがいのあるモードとなりそうです。なお、CD Projektは救済措置も用意している模様で、復活スクロールをDLC等でリリースする事を計画している事を明らかにしています。
また、The Witcher 2に用意される難易度はイージー、ミディアム、ハードと今回明らかになった”Insane”が加わり、4段階の難易度が用意されている事が明らかになっています。
前作のThe Witcherでもプレイヤーの選択によりリニアではないストーリー展開と結末が用意されていましたが、それはThe Witcher 2も同様で、これまでのゲームイベント等で明らかにされた非線形のプロット分岐は恐ろしく入り組んだ複雑な物である事が判明しています。
Kanik氏はThe Witcher 2: Assassins of Kingsに前作のプレイデータをインポートさせる計画がある事を明らかにしており、前作での選択が今作に大きな影響を与える事になるだろうと話しています。
しかしオリジナルから既に3年が経過している事もあり、CD ProjektではPS3版”Mass Effect 2″に採用された様な導入用コンテンツを用意する事で前作のプレイヤーと同等のゲームプレイを提供したいと語っています。
なかなかに意欲的なチャレンジを盛り込み、パッケージの内容も恐ろしく豪華なThe Witcher 2: Assassins of Kingsは2011年5月17日にPCでリリースされます。
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