1月25日の北米リリースまであと数日と迫ったVisceralの新作「Dead Space 2」、今作ではアイザックさんもすっかり未来的で格好良いスタイルに刷新され、ホラーやアクション演出も大きくパワーアップ、さらにマルチプレイまで導入される盛りだくさんな内容となっています。
ローンチを控え、海外情報サイトでは既にレビューも登場、総じて高い評価が下されており、IGNでは90点を与える結果となっています。(参考:MetacriticにおけるPS3版評価)
昨晩公開されたIGNによるDead Space 2のレビューでは、3項目の9.0と2項目の9.5評価を得て、総合9.0と高い評価が与えられました。
このレビューではDead Space 2をホラータイトルの”新しい輝けるスタンダード”だと表現、アメージングなゲームだとしています。レビュワーはゲームプレイにおける恐ろしい瞬間に、クールな戦闘、アイザックの内面的な葛藤などを特筆すべき点として挙げ、1周のプレイを終えた後、そのまま2周目を経て、3周目に突入した事などが記されており、リプレイ性の高さにも期待が持てそうです。
また、VG247にはDead Space 2のプロデューサーを務めたShereif Fattouh氏のインタビューが掲載、Dead Space 2に関する様々な新情報や開発、新しく登場するマルチプレイモード等について語っています。
その中で、本作のローンチ後にVisceralの開発スタッフ達によるチームとの戦闘が楽しめるマルチプレイイベントの開催が明らかにされました。
イベントはオープンな募集が行われ、参加に関する詳細は追ってアナウンスされるそうです。
また、これに併せてFattouh氏は楽しいマルチプレイ用マップに”Solar”の名を挙げ、通気口が多く設置されたこのマップではNecromorph達が身を潜ませ、人間側に突然襲いかかるプレイが非常に楽しいと発言、こういった要素が戦略的に楽しめるレベルデザインが実現されている様子です。
さらにShereif Fattouh氏はDead Space 2の開発についても言及、Dead Spaceシリーズが11~12人のコアチームからスタートし、その後Dead Space 2の開発規模は最大で150人体勢というかなりの巨大チームに膨らんだ事を明かしました。
実はこのコアチームに含まれる重要人物の2人Glen Schofield氏とMichael Condery氏はオリジナルのDead Spaceを完成させた後にVisceralを退社、Activision傘下のSledgehammer Gamesを立ち上げ、現在はCall of Dutyシリーズの新作に取り組んでいる事が広く知られています。
Dead Space 2の発表当初にはこのフロントマンの不在によるクオリティ低下が懸念されていた経緯がありましたが、その懸念を見事に作品の完成度で振り払ったDead Space 2の開発チームについてもSchofield氏は言及しています。
Schofield氏は前述の状況を踏まえた上で、コアチームの面々がゲームを非常に誇らしく感じており、それぞれが多くのオーナーシップを持つと述べ、それ故にゲームが1人の誰かの子供とは言えないと発言、チームこそが”ゲーム”だと、とかくフロントマンが目立つ海外ゲーム開発において、チームへのリスペクトを強く表す興味深い見解を提示しています。
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