キュートなマックスウェル君でお馴染みの”Scribblenauts”と”Super Scribblenauts”の成功で一躍注目デベロッパの1つとなった5th Cellが開発を進めている新作TPSタイトル「Hybrid」、やはり類の無いイノベーションを実現するデベロッパとしての期待も高く、Hybridも”これまで試みられた事すらない”タイトルになる事が明言されています。
昨晩5th Cellがプレスリリースを発表、来月2月28日からサンフランシスコで開催されるGDC 2011にて、Hybridのハンズオン情報が登場する事が明らかになりました。
また、この発表に併せてHybridに関する幾つかの概要とスクリーンショットも登場、持続的なオンライン世界を単一のサーバ上に実現し、数十万のプレイヤー達がその中で戦いを繰り広げる大規模シューターである事が判明しています。
Hybridの舞台は2031年の地球、巨大な小惑星が地球に衝突した事で人類がアポカリプス(終末)を迎えた後の世界となっています。
小惑星の衝突によりエイリアンの単細胞バクテリアが大気中に飛散、かろうじて生き残った人類の約半数がこれに感染し、バクテリアにより遺伝子が組み換えられた感染者達は”Variant”と呼ばれる種族へと変貌、衝突から6年の後に新世界の秩序を築きあげ、反勢力となる感染を免れた免疫を持つ人類”Paladin”達と世界を分かつ大きな戦いを繰り広げています。
前述の通り今作は、単一のサーバ上で運用される持続的なオンライン世界を特徴としており、何十万人ものプレイヤー達がその世界の一員として”Variant”と”Paladin”に分かれ、持続的なオンライン世界大戦を経験する事になります。
プレイヤーはこの世界の中でどちらかのfactionに所属し、経験を積む事でアップグレードや能力、アーマー、武器などのアンロック要素を得てキャラクターを強化、領土/地域の確保や奪還に参加し、所属勢力の支配拡大に力を注ぐことになります。
これらMMO的に継続される世界でのシュータータイトルという概要だけでもかなりイノベーティブな内容を感じさせますが、さらにインパクトのある新システムとして”Combat Focused Movement”と名付けられた要素が用意されています。こちらの詳細はまだ明かされておらず、改めてゲームの詳細が発表されるとのこと。
あれほど可愛らしいタイトルを手掛けたJeremiah Slaczka氏と、本作でもリードコンセプトアーティストを務めるScribblenautsのデザインでお馴染みのEdison Yan氏のコンビが今度は一体どの様なタイトルを作り上げるのか、5th Cell期待の新作Hybridは2011年リリース予定で、対応プラットフォームはXbox 360となっています。
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