今日も様々な情報をお届けしているDICEのシリーズ最新作「Battlefield 3」、以前からElectronic Artsが掲げるシュータージャンルの王座奪還に大きな役割を果たす本作ですが、前作”Battlefield: Bad Company 2″では予想以上のセールス結果と良好なゲーム性を実現しながらも、リリース以降のプロモーションや告知不足に加え、足の遅いDLC展開など、ビジネス的に多くの問題を抱えていました。
Medal of Honorでも似た問題が多く見られたElectronic Artsの看板シュータータイトルですが、来るBattlefield 3ではこれらの反省をレッスンに豊富で足の速いプロモーションが展開される模様です。
これはGame Informer誌のインタビューに応えたDICEのプロデューサーPatrick Bach氏が語ったもので、氏はBFBC2のDLC展開が非常に希薄だった事がユーザーコミュニティの凋落に繋がったと失敗を分析しました。
Bach氏はこの失敗の原因について「正直なところ、Bad Company 2はDICEの予想を遥かに超える大きな成功だった」「DICEはリリース以降にもっと大きなコンテンツをリリースするべきだった」と述べ、プレイヤーの多くが22レベルに達しないだろうと甘い予測していた事を告白、50レベルに到達するプレイヤーの見積もりが完全に間違っていたと振り返っています。
そしてこれらのレッスンから学習したDICEはBattlefield 3のリリース後にフォーカス、リリース後のプレイヤー達の興味をしっかりと惹きつけておく為に興味深い計画を進めていると述べ、現在のDICEがリリース後のビジネスをもっと上手くやり遂げられるとアピールしました。
また、氏はBattlefield 3のローンチ前からDLCコンテンツなどの開発を別ラインで進め、そこに向けた人員を多く確保している事を明言、BFBC2よりも多く用意されたアンロック要素も含め、ヘビープレイヤーに向けた潤沢なコンテンツの提供を約束しています。
非常に大きな期待のかかるBattlefield 3ですが、コンソール版のEAサーバや、MoHで見られたタリバン問題を始め、いくつかの浅いバイラル展開に見られる後手に回りがちなEAのプロモーションなど、王座奪還にはタイトルの仕上がり以外の問題が多く控えるのも事実。EA渾身の一撃とも言える今作、このレッスンが十分活かされる事を切に望みます。
PC | PlayStation 4 | Xbox One | Wii U
PlayStation 3 | Xbox 360 | PS Vita | DS
Mobile | Movie | Rumor
Culture | lolol | Business | Other
RSS feed | About us | Contact us
かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
おこめ( Twitter ):メシが三度のメシより大好きなゲームあんまり知らないおこめ。洋ゲー勉強中。