本日Activision Blizzardが1月31日に終了した2010会計年度の第4四半期における財務報告を発表、ライセンスタイトルの発表や、True Crime新作とGuitar Heroフランチャイズの終了、さらにはCoDシリーズのデジタルプラットフォームを手掛ける新スタジオBeachhead studio設立の発表など、様々なニュースをお伝えしました。
今回はこれ以外の会計的なまとめなど、ビジネス的なハイライトをまとめてお知らせします。
Activision Blizzard2010会計年度の総収益は2009年の47億8000万ドルから48億ドルに増収、デジタル販売からの収益は15億ドルを突破し、前年比で20%の成長を記録する結果となりました。
ホリデーシーズンを含んだ2010Q4の収益は前年比5000万ドル増の25億5000万ドル、Q4のデジタル販売における収益は4億7000万ドルとなり、前年比40%増となっています。
また、今回の良好な結果はリリースから6週で10億ドル以上を売り上げたCall of Duty: Black Opsの好調に支えられており、アナリストはQ4中に2000万本以上が販売されたとの予想も明らかにしています。
今回の財務報告にてActivision BlizzardのCFOを務めるThomas TipplがBlizzardのタイトルリリースに言及、2011年のリリース予定は無く、2012年に2タイトルのリリースが予定されている事を明らかにしました。
この2012年新作に関する詳細は明かされておらず、候補としてDiablo IIIと未発表新作MMOが予想されています。
またBlizzardのMike Morhaime社長は同スタジオにおける今会計年度の総収益が8億5000万ドルだったと発表、内訳について詳細は明かされていませんが、Cataclysmのリテール販売がその大半を占めた事が報告されています。
さらに、StarCraft IIの販売は現在450万本に到達する勢いで、Battle.netには15万枚のユーザーマップがアップロードされたと好調をアピール、StarCraft IIの次回作Heart of the Swarmの新情報が今後数ヶ月の内に発表され、次の財務報告ではβテストに関する情報も発表される予定とのこと。
また、Eric Hirshberg氏は今回の会計報告において、以前から存在が示唆されてきた中国市場向けのCall of Duty新作に言及、これが基本無料プレイのマイクロトランザクションを採用するタイトルだと明言、今年のリリースが無い事を明かし、新スタジオであるBeachheadの関与については触れませんでした。
- Blizzardがスタジオ創立20周年
- Cataclysmは初月470万セールスを突破、課金者数は1200万以上
- Call of Duty: Black Opsはローンチ5日で6億5000万ドルを超える売上げを記録、現在の世界的な売上げは10億ドルを突破
- Call of Duty: Black OpsのDLC”First Strike”は初日140万ダウンロードを達成、Modern Warfare 2の”Stimulus Package”から25%以上のセールスを達成
また、今回の財務報告では同社COOとCFOを務めるThomas Tippl氏が新たに全従業員の7%にあたる500人規模のレイオフを行うと報告、企業内の重要な投資をBlizzardの新作MMOやCoDシリーズへと集中させる事を示唆しています。
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