近年多くのカジュアルタイトルなどで採用され、安価な価格設定と多機能な統合環境で広い普及を実現しているUnityエンジンですが、新たにブラウザやスマートフォン、タブレットなどの動作を大幅に強化するバージョン3.5が発表、この新バージョンを採用する初のタイトルとしてリリースされるギアーズ風のTPSタイトル「Shadowgun」の技術解説映像が公開。なんとiPad 2上で60FPS動作するというインゲームのプレイシーンやUnity 3.5の機能が確認できる興味深い映像となっています。
Unity 3.5ではマルチコアプラットフォーム上でのマルチスレッドレンダリングをサポートし、自動のパス探索や新しいパーティクルシステム、モダンなライティング技術を取り入れており、映像で紹介されているMADFINGER Gamesが開発を手掛けている“Shadowgun”では前述の通りiPad 2では60fps動作、iPadでは30fpsでの動作が実現されているとのこと。
今回の映像ではIsotropic BRDFシェーディングによるキャラクター表現や、動的なオブジェクトにライティング情報を焼き付けるためのLight Probes(※ モバイル対応を考慮し、ピラミッド状にLight Probesを捕らえ4点でグループ化する軽量化技術を実現したとのこと)、ライトシャフトやフレア、フォグなどの表現に加え、GI表現を可能にするライトマップの採用など、携帯デバイスの未来を感じさせる新機能が多数盛り込まれている様子が確認できます。
まだiOSでリリースされるShadowgunの詳細なスケジュールなどは明らかにされていませんが、Android版のリリースも決まっているとのことで、来る登場が楽しみなタイトルとなりそうです。
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