先日開催されたE3では驚くようなクオリティのプレイ映像も登場し、強豪タイトルひしめくRPGジャンルの中で強い存在感を発揮するBethesdaのTESシリーズ最新作「The Elder Scrolls V: Skyrim」ですが、Ausgamersが本日公開したTodd Howard氏のインタビューから幾つかの新しい情報が登場、過去に示唆されたコンソール版のMOD対応についても進捗が報告されています。
The Elder Scrolls V: Skyrimの発表時に是非実現したいと語られたコンソール版のMODサポートですが、Todd Howard氏は今回のインタビューで改めてMODサポートの実現について強い意欲を明らかにしています。
Howard氏はこれまでシリーズが常にPC上でのMODをサポートしてきたことを強調、今後もこれを続けていきたいと明言していますが、現状ではオーディエンスの多くがコンソール上に存在し、彼らがMODでのゲームプレイを経験していないと語り、MicrosoftとSonyに対し“私たちはこれをどうするべきか?”と持ちかけたことを明言しました。
具体的なコンソール版MODサポートの模索が行われていることを明かしたHoward氏は、The Elder Scrolls V: SkyrimのMODが他ジャンルの追加コンテンツにしばしば見られる音楽ゲームにおける“歌”や、ドライブゲームの“車両”などと違い、一歩間違えればゲームを破壊しかねないことから、プレイヤーが安全にMODを扱う為に解決すべき問題が多く残されていると発言しています。
どうやらセキュリティや運用ポリシー、ビジネス的な事情といった問題が山積している様子で、単純にPC用MODをもたらすだけでは駄目なのかとの質問に対し、なんと既に開発用のコンソール本体ではPC用のMODファイルがそのまま動作していると発言、根本的な動作はすでにクリアしていることが明らかになりました。
さらにHoward氏はThe Elder Scrolls V: SkyrimのDLC展開についても言及、Fallout 3のDLC展開を例に上げ、リリースが性急でペースが無秩序だったとの見解を示し、The Elder Scrolls V: Skyrimでは少ない本数で内容が豊かなDLCを展開したいと発言、DLCというよりも拡張パックに近いものをリリースしたいと発言しています。
また、これまでOblivionとFallout 3でGamebryoを採用してきたBethesdaですが、The Elder Scrolls V: Skyrimでは新たな内製エンジンCreation Engineが用意され、映像表現の技術などにもかなり大きな進化がもたらされています。
Howard氏によるとそもそもCreation EngineはGamebryoのコードを単にリライトした改良版的な位置づけになるはずだったとのことで、Fallout 3のリリース直後にスタートしたエンジンの改良が進むにつれ、この機能はもう使わない、それも使わないとリライトを重ねていく内に、いつの間にか自分達の内製エンジンと呼べるCreation Engineが出来上がっていたとのこと。
また、今回のインタビューに加え、海外フォーラムなどから幾つかの新情報が登場しています。
- AusgamersのインタビューでTodd Howard氏がPC版の映像クオリティがコンソール版よりも良いと改めて明言
- ゲーム世界のバックグランドに興味があるプレイヤー向けに300冊の本が用意されている
- シールドを構えると視界が遮られる
- 敵をお互いに戦わせたり逃亡させるスペルが登場する
- プレイヤーを次のクエスト提供者へ導くスペルが登場する
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