今年20周年を迎える老舗デベロッパid Softwareが実に15年ぶりとなる新IPとして開発に取り組んできた「Rage」の基本的な開発が終了し、遂にブラッシュアップと更なる洗練を図る調整段階に入ったことが本作のディレクターを務めるTim Willits氏の発言から明らかになりました。
また、本日新しいスクリーンショットと共にハンズオンプレビューなども登場、なんとRageのボイスアクターとして俳優のジョン・グッドマン(※ ビッグ・リボウスキや赤ちゃん泥棒など)が参加していることが明らかになりました。今回はこれらプレビューなどから判明したRageの新情報をまとめてお知らせします。
2007年8月に行われたAppleのWWDCイベントにて技術デモが公開され発表を迎えたRageですが、CVGにTim Willits氏が語ったところによると、Rageの基本的な開発が終了し、前述した通り現在ブラッシュアップの段階に入ったとのこと。Willits氏は本作がとてもエキサイティングであること、DoomやQuake、Wolfensteinと異なり、ビークル戦闘に武器、弾薬タイプ、アイテム、ストーリーなど多くの要素が詰め込まれた真にベストなタイトルだとアピールしています。
本日Joystiqが3時間に及ぶRageのゲームプレイを元にハンズオンプレビューを掲載、本作がRPG風のミッションや素晴らしいハンドリングのビークルなど多くの要素をミックスした内容ながら、シューター要素が最もプライオリティが高く、Rageが明確にFPSタイトルであるとシューターパートの素晴らしさをアピールしています。
軽くRPG風なテイストを羽織った程度のシュータータイトルが散見される現状の中、JoystiqはRageが完全にRPG要素を内包していると評価しており、異なる弾薬によって改良可能な銃を始め、敵地で得られる各種ルート品(※ 街で売却可能)、さらには秘密のローケーションなどが夥しい量で盛り込まれているとのこと。
また、ゲームの冒頭に主人公に対し協力的なキャラクターとして登場するDan Hagarのボイスアクトを俳優のジョン・グッドマンが担当していることも判明。序盤のクエスト絡みで出番も多い様子で、ファンにはたまらないキャストだと言えそうです。
また、Tim Willits氏はVideogamerのインタビューにも登場、Rageがidがこれまで手掛けた過去のタイトルを全てリフレッシュさせると発言、さらに現在のゲーマーが戦闘ボケを抱えている(近年の戦闘が生ぬるいとの指摘か)と語り、ハードコアファン達がRageの戦闘に衝撃を受けるだろうとアピールしています。
確かにRageの戦闘は即死武器の強さと通常射撃による敵の硬さのバランスが非常にコントラスト鮮やかで、接近戦闘におけるショットガンのフィーリングから、表情豊かな敵キャラクターのアニメーションまで、一切の妥協と迎合が感じられないハードな内容に仕上がっているように見受けられます。
また、Willits氏はハードなゲーム性を全面に押し出すRageの良さを理解しない人々が存在するであろうことを心配していないそうで、Rageはidに信頼を寄せるファン達がすぐにゲームを入手し、それがどれほど楽しかったか直ぐに友人達に伝えるだろうと発言。カーマック氏が手掛ける最新エンジンと、これまで紆余曲折あったidが新IPとして打ち出すRageの仕上がりにはかなり強い自信を持っている様子です。
いよいよ金曜から始まるQuakeconではマルチプレイヤーの新情報にも期待したいRageのリリースは北米が10月4日、ヨーロッパが10月7日で、日本語版は10月6日、対応プラットフォームはPS3とXbox 360、PCとなっています。
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