先日、プリンス・オブ・ペルシャシリーズでお馴染みジョーダン・メックナー氏が1984年にリリースされた名作「カラテカ」を現行機向けにリメイクすることを明かし、大きな注目を集めましたが、新たに海外情報サイト2D-Xが氏に行ったインタビューから、より具体的な“カラテカ”リメイクの方向性が明らかになりました。
テクノスジャパンの空手道(84年)やコナミのイー・アル・カンフー(85年)などと並び格闘ゲーム黎明期の重要タイトルとされるカラテカですが、メックナー氏は確かに本作が第1次格闘ゲームの潮流に存在したこととある意味でプロトタイプ的な役割も担ったことを認めつつ、カラテカは格闘ゲームでは無いと語りました。
メックナー氏はカラテカが戦う為に戦うゲームではないとし、婚約者を奪ったAkumaと対峙し、愛する女性を救う為に戦う主人公を描いた作品だと説明。Mortal Kombatや鉄拳といった真っ直ぐな格闘ゲームよりも、Prince of Persiaやアンチャーテッドシリーズの様なストーリーに基づいたアクションアドベンチャーゲームへの精神的な前身としてイメージしていると語っています。
そういった前提を踏まえ、今後のカラテカリメイクに触れた氏は、新作がオリジナルのリメイクを超えた内容になると発言。2003年にリブートを手掛けたPrince of Persia: Sands of Time程のオーバーホールにはならないものの、Prince of Persiaシリーズと似た進化を辿るかもしれないと示唆しています。
また、氏はカラテカのゲームプレイにおける本質が、複雑な操作やコンボ、学習の必要なボタンシーケンスも存在しない“誰でもプレイ可能”なタイトルであることだったと語り、来る新作の楽しさは格闘戦と同じくらいに物語とその世界の雰囲気に宿っていると説明しました。
カリスマゲームデザイナーとして知られるメックナー氏が自身の処女作を今の世代にどのような形で伝えるのか、インディー開発で望むリリース形態を含め、今後の動向が非常に楽しみな1本だと言えそうです。
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