今年に入り、HD版uDrawの不振を引き金に国内オフィスの閉鎖を含む240名にも及ぶ大規模レイオフが行われるなど、深刻な事態に陥っているTHQですが、以前に行われた人員の整理再編が開発スタジオには及ばないとの発表とは裏腹に、本日W40kシリーズでお馴染みの“Relic Entertainment”と、Darksidersシリーズを手掛ける“Vigil Games”を対象に118名にも及ぶ大規模なレイオフが敢行されたことが明らかになりました。
これはTHQが本日発表したもので、予てからW40kシリーズの新作MMOとして開発が進められていた“Warhammer 40,000: Dark Millennium Online”を没入型のシングルプレイヤーとソーシャル要素を導入したオンラインマルチプレイヤーを含むタイトルへとシフトさせる過程で進められたレイオフであるとの説明が行われています。
なお、レイオフの影響が最も大きいのはVigilで、79名の“Dark Millennium”開発に携わる開発者が解雇されたとのこと。
THQのCEOを務めるBrian Farrell氏は今回の発表の中で、MMOタイトルとして“Dark Millennium”を完成させるには追加の出資が必要だったと語っており(※ 2月前半にもDark Millenniumに資金調達とパートナーの存在が必要だと明言していた)、今回の決定はTHQの資金調達が上手く進んでいない状況を示唆しています。
今回の発表は一先ずDark Millenniumのシフトに伴うものとされていますが、Volitionと並ぶTHQの虎の子かつ重要デベロッパであるRelicにレイオフが及んだ事は非常に深刻な事態だと言え、その他のスタジオを含む今後の動向が心配されるところです。
なお、THQはVigilが今もDarksiders IIの開発を継続し、RelicがCompany of HeroesとWarhammer 40,000: Dawn of War新作に集中していることを強調しています。
PC | PlayStation 4 | Xbox One | Wii U
PlayStation 3 | Xbox 360 | PS Vita | DS
Mobile | Movie | Rumor
Culture | lolol | Business | Other
RSS feed | About us | Contact us
かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
おこめ( Twitter ):メシが三度のメシより大好きなゲームあんまり知らないおこめ。洋ゲー勉強中。