本日、印象的なゲームプレイの様子を描いたティザートレーラーが公開されたUbisoftの人気シリーズ最新作「Assassin’s Creed III」ですが、公開された映像から判明したアサシンブレードの新しい利用法やGameStopの予約特典情報、クリエイティブディレクターを務めるAlex Hutchinson氏の開発に関する苦労話など、新たに判明した興味深い幾つかの新情報をまとめてご紹介します。
本日Ubisoftが会員向けに送付したメールにGameStop専用のプレオーダー特典に関する情報が記載されており、マヤの遺跡が登場するシングルプレイヤー用ミッション“The Lost Mayan Ruins”とインゲームの武器“Sawtooth Cutlass”が利用可能になることが明らかになりました。
まだGameStopの商品ページに情報は掲載されておらず、正式な続報の発表が待たれる状況となっています。
本日公開されたティザー映像から、来るAssassin’s Creed IIIではアサシンブレードの機構が進化し、独立した短剣としても利用可能となっていることが明らかになりました。この新機構がゲーム性にどのような変化をもたらすのか、今後の続報に期待したいところです。
先日、本作の開発を率いるクリエイティブディレクターAlex Hutchinson氏がPennyArcadeのインタビューに応じ、本作の開発における史実的な正しさを保つ為の苦労について語りました。
氏はAssassin’s Creedシリーズのタイトルが開発段階に入る場合、開発チームがまず歴史上の名士に関する“死去”について、年月日や所在に関する調査研究を開始すると明かし、アメリカ独立戦争において著名な人物の死に関する情報がほとんど残されていなかったことが、本作の開発における心の折れるような著しく苦労を伴う作業だったと振り返っています。
(※ 本シリーズで死亡した名前付きのキャラクターの死は全て上記のルールに則って再現されていますが、死因についてはもちろんその限りではありません。)
アメリカ独立戦争期間における著名な人物の死亡時期や場所が、ほとんど誰も定かではなかったと語ったHutchinson氏は、建国の父達が誰も死んでいないだけでなく、イギリス軍の将軍に至ってはそのほとんどがイギリスへ帰国し老衰を迎えたと語り、実際には「貧しい人々だけが死んだ」と発言、彼ら貧しい人々は今も語り継がれる歴史上の著名な人物達の影に、その存在を薄めているとの見解を示しました。
そんな状況の中、幸運にも“死”に関する情報が得られた人物達から、ゲームの物語に関する多くのドアが開かれたとHutchinson氏は説明しており、今度は死亡が具体的に確認された人物が奴隷だったか、それとも何かの偽造を行っていたかなど、当時の行動を探り出す作業が始まったことを明らかにしています。
また、Hutchinson氏はこういった綿密な作業を進めていくうちに、奇妙な問題が浮上してきたと語り、ある人物の姓や人生を発掘しその存在を明確化することで、誰かがゲームをプレイしこういったキャラクターを認識する場合に、時代設定の近さから今まさに暗殺される人物が実在する誰かの曾祖父であるといった状況が発生しうると説明しました。
想像力や記憶、口伝が実際にプレイヤーの生活範囲に接近する舞台の時代考証を正確に行う場合、確かに人種問題や特定の行いに関するジャッジ等を内包するデリケートな要素となるのは実に興味深い事象だと言えそうですが、氏はプロット上の表面的な“敵”として存在するテンプル騎士団員のネーミングについても注意を払っていることを語っており、開発チームにとって彼らは悪では無く、彼らもまた世界を救おうと、アサシン教団とは異なる方法を持っている勢力であることを強調、最新作ではテンプル騎士団に関する今後の展望を得たと語っています。
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