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今月に入り、大作絡みのアナウンスや続報が山盛りですっかり忙しくご紹介する機会が減っていた休憩動画ですが、本日はJoe Pease氏が制作した“影”をモチーフにスケートボードを描いた印象的な作品「Peter Brings the Shadow to Life」をご紹介します。

今回の作品は、非常にユニークな撮影アイデアもさることながら、非常に寂しげなカラコレに加え、ニック・ケイブとウォーレン・エリスが手掛け映画“ジェシー・ジェームズの暗殺”に使用されたインスト“Song for Jesse”の素晴らしさも相まり、非常に珍しいタイプの映像体験をもたらす作品となっています。

なお、タイトルの“Peter Brings the Shadow to Life”（※ ピーターは影にいのちをもたらす）は、どうやら自身の影を無くしてしまうなど、“影”が作品全体をテーマ付ける存在として描かれるピーター・パンの物語に由来している様子で、この文言は子ども達の成長に自身の影との対峙や空想、そしてそこからの旅立ちが必要であるといった見解が記されたエッセイから引用されたとのこと。