5月1日に公開されたTreyarch開発によるCoDシリーズ最新作「Call of Duty: Black Ops 2」のアナウンストレーラーに、前作で死んだ筈のウッズが老人となって登場し多くのファンを驚かせましたが、一部の熱心なファンにとってウッズの生存はゲーム内に登場するPCにて確認済みの情報であり、来る次回作にウッズが狂言回しとして登場した経緯はある意味で待ってました!といった展開でもありました。
そんな中、先日からCall of Duty: Black Ops 2チャンネルを用意し独自の情報提供を始めているウッズ役の俳優James C. Burnsが新たな映像を投稿、なぜウッズは生き残ったのかという素朴な疑問に明確な答えを出し、ゲーム内PCなどから推察する必要も無く、“本編そのもの”にウッズの生存を示すシーンが用意されていたことを明らかにしました。
以下にその内容についてご紹介しますが、掲載する詳細は前作のシングルキャンペーンにおける決定的なネタバレを含む内容となっていますので、未プレイの方は閲覧しないことを強くお勧めします。
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James C. Burnsの説明を整理するために、まずゲーム内でプレイヤーが目にするウッズ爆死シーンの展開を時系列でまとめると以下のようになります。
■ 1分55秒地点からの映像に注目
- 爆発物を纏ったクラヴチェンコと共にウッズが窓を突き破り落下後、爆発炎上。
- ウッズ!と叫んだメイソンの意識がブラックアウト。
- メイソンの意識が戻り、シルエットでウッズが登場、俺はやったぞメイソン、大丈夫だと発言。その後改めて意識がブラックアウト。
- メイソンが再び意識を戻す。レズノフが登場、メイソンに対し「大丈夫か」と質問、手を取りメイソンを起こす。
以上が、ゲーム内で展開されたウッズ死亡(と思われた)シーンの流れですが、多くのプレイヤーがシルエットで登場したウッズがメイソンの“こうであってほしい”と考えた意識を反映した妄想で、実際はメイソンを助けにきたレズノフと見間違えた、という理解でゲームを進めたのではないでしょうか。(※ レズノフがどういった存在であるかを理解していた場合も含め)
しかし、James C. Burnsはレズノフの存在その物(※ 実際には虚実入り交じっており非常にややこしい)がメイソンの“想像の産物”であることを改めて指摘、プレイヤーが見たウッズかと思ったが実際にはレズノフだった、という展開自体が既にメイソン(プレイヤー)の視界に映る幻影だったと説明。
それを判りやすく示す例として、レズノフとして登場した人物の着用しているTシャツが、実はウッズが着用しているTシャツと一致していることを挙げ、先の爆発を回避しすぐに戻ってきたウッズの姿をメイソンがレズノフだと妄信していたことを明らかにしました。
という事で、本当に本編の中で既に生存がはっきりと描かれていたウッズですが、今回の真相は改めてシングルキャンペーンを俯瞰して見る必要性を提示するわかりやすい例だと言え、前述したレズノフの虚実と右手人差し指の有無を改めて俯瞰することで、次回作でさらに深い言及が行われることが明言されている“レズノフ”という存在に対する理解が深まるのではないでしょうか。
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