いよいよ明日9月20日に待望のローンチを迎えるRunic Gamesの新作RPG「Torchlight II」ですが、発売を前に既に幾つかのレビューが登場しており、ExaminerとThe Controller Onlineで満点を獲得するなど、好調な出足を見せています。
今回はかつて初代DiabloとDiablo IIで“Tristram”を始めとする名曲の数々を生んだMatt Uelmen氏が手掛けた“Torchlight II”のサウンドトラック無料リリースや、25分に及ぶ新たなプレイ映像、コンソール版対応に関する言及、気になるDiablo IIIとの比較など、幾つかの新情報をまとめてご紹介します。
初期DiabloシリーズやStarCraftといったBlizzardの代表的な作品の楽曲を多く手掛け、Blizzard Northのビッグ4達と共にシリーズの成功に大きく貢献したMatt Uelmen氏が手掛ける“Torchlight II”のサウンドトラック全28曲が本日公式サイトにて無料で公開されました。
そのボリューム感もさることながら、クオリティについてもこれぞUelmen節!といった素晴らしい作品が並ぶ見事なサウンドトラックに仕上がっており、デジタルブックレットの同梱も嬉しいファン必携のサントラとなっています。
先ほどご紹介したExaminerとThe Controller Onlineのレビューでは、いずれも20ドルという価格に対する本作の優れたコストパフォーマンスが高く評価されており、バリエーション豊かなランダム要素やオンラインCo-op、4種のプレイヤークラスを含む新スキルシステムなど、夥しい量のコンテンツを伴うフルプライスタイトルに匹敵する作品に仕上がっている模様です。
また、前作でも楽しみの1つだったペットの変身を含む育成やカスタマイズ、釣りゲームといった要素の拡張や、低いスペックのPCでも楽しめる動作環境なども本作における優れた特徴の1つだと言えそうです。
かつて、Diablo誕生の礎を築いたCondor, Inc.を設立し、Blizzardによる1996年の買収以降はBlizzard Northのビッグ4の1人として初代DiabloとDiablo IIの開発を率いた現RunicのボスMax Schaefer氏がIGNのインタビューに登場し、“Diablo III”が非常に重要なプロダクトで良い作品だと評価しました。
一方、“Torchlight II”は“Diablo III”に比べ、信頼性が求められる経済システムの構築を目指さないことから、クレイジーなコンテンツ保護システムを実装する必要がないと述べた氏は、コミュニティに向けたMODツールの配布など、“Torchlight II”が“Diablo III”とは異なるアドバンテージを保持していると強調しています。
さらにSchaefer氏は“Diablo III”のキャラクターカスタマイズやダンジョンを例に挙げ、“Torchlight II”にはさらなるランダム要素が用意され、キャンペーンのボリュームについても“Diablo III”に比べ長いと明言しました。
加えて、“Diablo III”の異様なまでに磨き上げられたメカニズムとバランス、アート性はまさにBlizzardクオリティと呼ぶに相応しい素晴らしい品質だと評価したSchaefer氏は、リプレイ性においては“Torchlight II”が僅かに優れているといった興味深い見解も明らかにしています。
前述したIGNのインタビューでは、気になるコンソール版対応に関する言及も行われており、前作で実現されたコンソール版対応の可能性が潰えたわけではないものの、現時点でコンソール版発売に関する計画が存在していないことも改めて明言されました。
氏は、前作のXbox 360版リリースがRunicに確かな利益をもたらしたとしつつも、Runicの規模を考慮すると1度に複数のプロジェクトを並行して進めることは叶わず、今後スタジオが次に何を行うべきかを十分に練る必要があると説明しています。
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