リリースが迫る「The Unfinished Swan」を彩るサウンドトラックの制作にスポットを当てた開発映像が公開

2012年10月11日 16:16 by katakori
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「The Unfinished Swan」10月23日の海外リリースが迫るGiant Sparrowの新作アドベンチャー「The Unfinished Swan」ですが、本日PlayStation.Blogにて、本作の独創的な世界を彩る楽曲達の制作舞台裏を収録した新しい開発映像が公開されました。

今回の映像は作曲者Joel Corelitz氏と楽曲のスーパーバイザーを務めたSCEAサンタモニカのPeter Scaturro氏が創作と自己発見の喜びにフォーカスした本作の可愛らしい楽曲達について解説を行ったもので、Scaturro氏は本作の楽曲が意識的に深い悲しさや厳しさ、寂しさから距離を置き、豊かに生い茂る緑や不思議さ、暖かな雰囲気を演出するよう作られたと説明しています。

また、楽曲のモチーフは主人公の少年Monroeと、奇妙で尊大な王様を描き分けるためにキャラクターを想起させる音や楽器によって強調されており、Monroeはマリンバやハープといった鍵盤打楽器や撥弦楽器を利用し表現され、王様の表現にはざらついた電子的なハープシーコードの音を使用しているとのこと。

さらに、映像に収録された楽曲の数々からも判る通り、本作のスコアは近代のテクスチュア主体の壮大かつエモーショナルなものではなく、可愛らしいカデンツァが聴こえてくるようなアンサンブル重視の古典的な楽曲や、常に表情を緩やかに変化させるようなアンビエントな楽曲が逆にフレッシュな印象を与える仕上がりとなっています。

アーティスティックな映像表現だけでなく、サウンド面でも楽しませてくれそうな期待の新作“The Unfinished Swan”は10月23日リリース、一週間の早期アクセスが設けられたPlayStation Plusメンバーには10月16日から配信が開始されます。

情報元及びイメージ:PlayStation Blog

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