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先ほど、新主人公3人のアートワークを描いた「Grand Theft Auto V」のGame Informer誌カバーアートをご紹介しましたが、デジタル版も予定通りリリースされ、本作の具体的なプレイディテールや新しいスクリーンショットが大量に噴出し始めています。

今回は、Red Dead RedemptionとGrand Theft Auto: San Andreas、Grand Theft Auto IVを全て組み合わせたよりも大きいとされるGrand Theft Auto Vの舞台や、新キャラクター、ミッションやビークルなど、現段階で判明している新情報とイメージをまとめてご紹介します。

■ 全体的な要素について

• Grand Theft Auto Vの舞台は屋内エリアを除外した状態で、Red Dead RedemptionとGrand Theft Auto: San Andreas、Grand Theft Auto IVの舞台を全て組み合わせたよりも大きい。
• 3人のプレイアブルキャラクター、TrevorとFranklin、Michaelが登場する。
• ミッション中でない場合、3人のキャラクターはどの時点でも切り替え可能で、キャラクターを変更した場合、カメラがGoogleマップ風に上空へ向かってズームアウトし、新しいキャラクターにフォーカスする。
• キャラクター達が共にミッションへと取り組む場合、プレイ可能なキャラクターは即時切り替え可能。例として、チェイスシーケンス中に、Trevorがヘリコプターを操縦して逃亡、Franklinは追跡するパイロットをスナイパーライフルで狙撃、Michaelはアサルトライフルで敵を攻撃といった分担が可能。
• TrevorとFranklin、Michaelの3人はそれぞれの個性と動機、異なるスキルセットを持っている。プレイヤーがコントロールしていない間も彼らは活動しており、プレイヤーキャラクターとして切り替えた際に、その状況に驚くような場合もある。
• プレイアブルキャラクターにRPG的な外観のカスタマイズ要素は存在しないが、衣類は変更可能。
• 3人はそれぞれ異なる趣味を持っており、その趣味に関連する1つ或いは2つのミニゲームがプレイ可能。
• それぞれのキャラクターが自身のストーリーを持っている。
• いくつかの強盗ミッションはGrand Theft Auto IVの“Three Leaf Clover”的なスタイルにフォーカスしている。
• Niko Bellicを始め、複数のGrand Theft Auto IVキャラクター達が登場する。但しGTA3やVice City、San Andreasを含む過去5作品の世界はGTA5の世界とは共存しておらず（※ Rockstarによると、初代からサンアンドレアスの5作品が1つのユニバースを形成している）、CJやTommyはGTA5世界においては架空のキャラクターとして扱われている。
• Rockstar Gamesは今作の開発とリサーチにおいて25万枚の写真を撮影した。
• 国勢調査と自動車の販売データがゲーム世界を構築するためのガイドとして利用された。
• ロマンス要素は排除されたが、フレンド要素は残されている。
• ゲーム世界には経済システムが存在するが、噂された不動産の購入要素は無いとRockstar Gamesが説明した。
• マルチプレイヤーに関する情報は改めて発表が行われる。
• Rockstar Gamesは本作がこれまでの作品で最も強力にプロットされたゲームだと強調している。
• かつてGTA: San Andreasではギャングカルチャーを描いたが、Grand Theft Auto Vは同時代のロサンゼルス文化を捕らえることを目的としている。
• 今作の近接攻撃要素はシューティングほど大きな要素ではないが、前作よりも楽しく、強いと感じさせる改善が加えられている。

■ 新要素について

• ビークルの物理演算がアップデートされ、よりレーシングゲームのようなリアルさが感じられるように改善された。
• ガンショップ“Ammu-Nation”が再び登場する。
• ヨガやジェットスキー、ベースジャンプ、テニス、完全なゴルフコースを備えたゴルフなど、多様なサイドアクティビティが用意されている。
• ボーリング、ストリップクラブ、コメディショー、ネットカフェ、インゲームのテレビが再登場する。
• 携帯電話が再登場するが、友人達はGTA4ほど電話をよこさず、電子メールやインターネットの閲覧などに使用される。
• GTA4と同種のランダムなキャラクターエンカウントが発生するが、より多くのバリエーションが存在し、それらは全て完全なモーションキャプチャーが適用されている。
• Red Dead Redemptionの“Random World Events”に似たダイナミックなミッションが登場する。例：故障した車に佇むキャラクターや、ヒッチハイカー、死体を乗せた2台の駐車された車といったシチュエーションが確認された。
• 動的な“State Machines”によりプレイアブルではないキャラクター達が日々の生活に取り組むようコード化された。あなたが庭師と清掃夫を朝、バス停留所の付近で見つけた場合、その後日中のどこかで彼らが虚構のビバリーヒルズで庭や家を手入れしている様子を見つけるかもしれない。
• キャラクター達のリアクションは地域に依存しており、危険で無秩序な地域と高級ブティックでは異なる反応を見せる。
• BGMはアクションに反応して変化しているように感じられた。
• Rockstar Gamesは本作にMax Payne 3で学んだ映画的な技法を取り入れている。

■ エンジンや描画/表現の改善について

• Rage Engineはライティングとシェーダーモデルが改善され、はるか遠方の山々もレンダリングされるよう描画距離が増加している。
• 雲の影が地面やオブジェクトに落ちる。
• 壁を覆う多くのグラフィティが見られた。
• 夕暮れ時にスプリンクラーが芝生を湿らせるため稼動していた。
• プレイヤーがフェンスを閉じた際、犬がフェンスに対して飛び上がるようなアクションを見せた。
• ショップ内の雑誌やタバコ、食品は個々にモデリングされ、ブランドが特定可能なテクスチャが描かれている。
• 街の歩行者は完全なモーションキャプチャーが適用され、インタラクティブな存在となった。

■ 3人の主人公とその他の登場人物について

• Michael：元銀行強盗で、FIB（Federal Investigation Bureau：GTA4に登場したFBIをモデルにした連邦捜査局）と司法取引を行い引退、現在は証人保護プログラムの下におかれている。彼と彼の金銭を嫌う妻Amandaと、10代の娘Tracy、息子Jimmyの4人でRockford Hills（※ ビバリーヒルズをモデルにした地域）の豪邸に暮らしている。彼がFIBとの取引で得た金銭は尽きつつある。
• Trevor：激しい暴力性と狂気を宿す麻薬中毒の常習犯。元軍のパイロット。アートワークに登場していたハゲの中年キャラクター、砂漠地帯のBlaine Countyで活動している様子が確認された。
• Franklin：高級車を扱う20代の大志を抱いたカーディーラー兼、借金の取り立て屋。Game Informerが体験したデモではVespucciビーチ近くで9F（※ アウディR8に似た車両）を運転していた。
• 3人の主人公には、それぞれ相互に影響を与える以下のような複数の友人が存在する。
  • Lamar：Franklinの友人で、良い意味でクレイジーで少し変わった人物。
  • Jimmy：Michaelの友人で、20歳の怠惰なマリファナ愛好者、彼らの関係は少し複雑で父親と息子のような側面を持っている。
  • Ron：Trevorの親友、トレーラーハウスに暮らすパラノイアックな陰謀論者。
  • Amanda：Michaelの妻で彼と結びつきの強い個性を持つが、Michaelは彼女に酷くあたっており、彼らは互いの存在を我慢できないと感じている。

■ 登場が確認されたロケーション

• 探索可能なChiliad山
• 軍事施設
• Salton海
• ワイン地帯
• 荒れ地
• 海底も探索可能なエリアとして登場する

■ 登場が確認されたビークル

• BMX
• マウンテンバイク
• ロードバイク
• ダートバイク
• 複数の飛行機
• 多数の乗用車とトラック
• 複数のヘリコプター
• 複数の4輪バギー
• 複数のジェットスキーJet Skis