Maxisが開発を進めている人気シミュレーションシリーズのリブート新作「SimCity」ですが、本日公式Blogが更新され、本作に人気のカメラアプリ“Instagram”や“Hipstamatic”に見られるようなエフェクトを多数用意したイメージフィルターが用意されていることが明らかになりました。
また、公式TwitterやEAのPRマネジャーCharlie Sinhaseni氏の発言から、明日“SimCity”のベータテストに関するアナウンスが控えていることが判明しています。今回はこれらの新情報と併せて、ここ数日の内に公開された大量のスクリーンショットをまとめてご紹介します。
Hold on to your hard hats, Mayors — we’ll be announcing news about the #SimCity Beta tomorrow. RT if you’re stoked for the beta!
— SimCityさん (@simcity) 1月 18, 2013
今回公式Blogにてイメージフィルター要素の発表を行ったOcean Quigley氏は、映画や昨今のゲームでしばしば見られるポストプロセス効果“カラー・グレーディング”について軽くその概要を紹介し、コーエン兄弟の“オー・ブラザー!”風のセピア調、或いは“アメリ”の赤、マイケル・ベイ監督の作品に顕著な“Teal and Orange”パレット(※ 暗めの緑掛かった青とオレンジを基調にしたコントラストの強い流行の色遣い、参考例:Google画像)を挙げ、来る“SimCity”ではプレイヤーの為に選んだ映像表現ではなく、プレイヤー自らがそれぞれの心象を作り上げることがベストだと考えたと説明し、様々なバリエーションを用意したイメージフィルタの適用例を以下の様に紹介しています。
- “Warmer”はQuigley氏のお気に入りで、色の鮮明さを抑え、温黒調を強調した典型的なハードコアFPS向けパレット
- “Film Noir”は青と緑を暗く、黄色とオレンジの明るさを増やし、白黒に変換したフィルタ
- “Cooler”は20世紀中頃のプリント用フィルムをモデルにしたフィルタ
- “Neutral”はフィルタを適用しない状態とほぼ変わらないが、僅かにコントラストを増やしている
- “Faded”は1970年代の映画をモデルにしたフィルタで、全ての色を抑え、緑に僅かな銀色を足したもの
- “Platinum”は映画の黄金時代に見られたハリウッドの魅力的な写真を思い起こさせる
- “Teal + Orange”は典型的なハリウッド超大作風パレット
- “Orange + Gray”はオレンジ以外の色を全て抑えたフィルタ
- “Bleached”はファッション雑誌の写真に見られるようなブリーチバイパス手法(※ 銀残し)をエミュレートしたフィルタ
- “Sepia Toned”はゲームを全て昔のような風景に感じさせる
- “Black + Red”は超ハイコントラストパレットで、映画“Sin City”にインスパイアされたパレット
- “Desaturated”は“Warmer”とは別のハードコアFPSスタイルパレット、全ての色を極端に抑えている
- “Vintage”はCross processingフィルム手法(※ クロス現像)にインスパイアされたフィルタで、イメージを1970年代のように感じさせる
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