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2月26日のリリースがいよいよ目前に迫る待望のPC版「Brutal Legend」ですが、お馴染みティム・シェーファーがRock, Paper, Shotgunのインタビューに登場し、PC版の販売状況によってはコンソール版で果たせなかった新コンテンツの実装に取り組む用意があることを明らかにしました。

ティムはコンソール版の開発時から“Brutal Legend”用のウィッシュリストを用意していたと明かし、スタジオの規模と予算的な問題から追加コンテンツがPC版の利益に左右されることを前置きした上で、実現した際にはマルチプレイヤー用の新しいプレイアブル勢力を始めとしたコンテンツを実装したいと発言。特にロブ・ハルフォード演じる“Lionwhyte”のHair Metal Militia（グラムロックをベースにした勢力）を登場させたいと具体的なディテールを口にしています。

さらに、Notchを始め多くのDouble Fineファンが続編を含めた復活を願っている“Psychonauts”に言及したティムは、Psychonauts続編の予算がBrutal Legendの新作に比べ（楽曲の使用許諾を含め）半分程度で済むだろうと説明し、2011年に販売権とIPをMajescoから買い戻したPsychonautsの新作が現実的な選択肢の1つであることを示唆しました。

ロン・ギルバートの存在を含め、過去の名作復活へと繋がる道筋がようやく開き始めたように感じられるDouble Fineとティム・シェーファーですが、将来的にはビデオゲーム史に残るADVジャンルの金字塔“グリム・ファンダンゴ”の復活にまで辿り付くことができるか、Double Fineの奮闘と取り組みに期待が寄せられるところです。